芙蓉:花の水彩画

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芙蓉:水彩で描く折々の花(壺齋散人画)


芙蓉は葵の仲間で、タチアオイやムクゲとよく似た花を咲かせる。ハイビスカスも同属である。草本性のものと木立するものとがあるが、木立するものはモクフヨウと呼ぶ場合もある。

夏の終わりから秋にかけて、五弁の大きな花を次々と咲かせ続ける。ムクゲと同じく、一枚一枚は朝開いて夕方閉じる一日花だが、花芽が次々に出てくるので、開花の時期は長い。

葉も変わった形をしている。先端が五つないし七つに分裂し、それぞれの葉先に向かって葉脈が伸びる。同属のムクゲとは葉っぱの形で容易に見分けられる。

中国では単に芙蓉といえば蓮の花をさし、こちらは木芙蓉と呼ぶそうだ。また朝顔とは、もともと芙蓉の花をさしたとする説もある。朝開くところからそう呼ばれたのだろう。

原産は中国、花言葉は「しとやかな恋人」である。


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