ムーバブルタイプ:アクセスカウンターの設置

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ムーバブルタイプを3.32から4.24にバージョンアップして、更にテンプレートの初期化を行い、デフォールトの状態に戻った段階で、最初にやったカスタマイズがアクセスカウンターの設置だ。

旧バージョンではメイン・インデックスはじめそれぞれのテンプレートに、直接HTMLコードを貼り付けることで、カウンターの表示をしていた。ところが新しいバージョンでは様子が違う。筆者はカウンターをサイドバーの下のほうに入れたいのだが、そのサイドバーのテンプレートは、ウィジェットと呼ばれるモジュールを羅列するような記述になっていて、直接コードを書き込むようにはできていない。

自分で新しいウィジェットを作成して、それをサイドバーのテンプレートに読み込ませる必要があるようなのだ。筆者は、いったんは途方にくれたが、よく調べると、以外に簡単な作業だということが分った。

ウィジェットの作成についていえば、管理画面の指示に従って作成ウィザードを呼び出し、そこにHTMLコードを書き込んだうえで、名前をつけて保存すればよい。HTMLコードは、アクセスカウンターのためのコードをそのまま書き写せばよい。

次に、このウィジェットを、サイドバーのメインのウィジェットセットに含ませる。作業はいたって簡単だ。ウィジェットセットの画面を開くと、左側にセットに含まれているウィジェット(インストール済み)、右側に使用可能なウィジェットが表示される。先ほど作成したカウンターのウィジェットは右側の一覧の中に表示されているから、これをドラッグ・アンド・ペーストして、左側に反映させるだけでよい。

こうして無事アクセスカウンターの設置ができたが、それがブログ内のすべてのページに表示されるためには、ブログ全体を再構築しなければならない。これが結構時間がかかる。筆者のブログは1500ものエントリーを含んでいるので、終了するまでに一時間以上もかかった。

このケースに限らず、ブログの更新をサイト全体に反映させるためには、そのたびに同じような再構築をしなければならない。

筆者は次にアドセンスの貼り付けにとりかかった。こちらは個別のブログ記事に表示させたい。この場合にも、テンプレート本文に直接コードを書き込むのではなく、自分でテンプレートモジュールを作成して、それをインクルードさせるという方法を用いる。

これも意外に簡単にできた。テンプレートモジュールの作成はウィジェットの作成とほぼ同じような作業だし、それをインクルードさせるには、テンプレートの一部にインクルードタグを付け加えればいいだけだ。

こうしたわけで、ムーバブルタイプ 4.24 のカスタマイズは、目的に応じたウィジェットとテンプレートモジュールを作成し、それを各々のテンプレートに読み込ませるという方法をとっている。長年 3.32 に慣れ親しんできたものにとっては、パラダイムの変換ともいえる事態だが、一歩一歩やっていくうちに、習熟するようになるだろう。

一方、画面の見栄えについては、スタイルシートに手を加えることでコントロールできる。これは旧バージョンと基本的に異なっていない。





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このページは、が2009年5月 4日 19:29に書いたブログ記事です。

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