贈汪倫:李白

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李白の七言絶句「汪倫に贈る」(壺齋散人注)

  李白乘舟將欲行  李白舟に乘って將に行かんと欲す
  忽聞岸上踏歌聲  忽ち聞く岸上踏歌の聲
  桃花潭水深千尺  桃花潭水 深さ千尺
  不及汪倫送我情  及ばず汪倫の我を送るの情に

李白が船に乗って出発しようとすると、突然岸辺から足を踏み鳴らす音が聞こえた、桃花潭の水は千尺の深さがあると聞くが、汪倫の情の深さには及ばない


桃花潭は安徽省にある川の淵の名、李白はそこに遊んだ時村人の汪倫というものの世話になった、この詩はその汪倫の情の深さを歌ったものだ


関連サイト:

  • 李白の詩60篇の注釈と鑑賞

  • 漢詩と中国文化





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