ブラフ18番館:横浜の洋館(水彩画)

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横浜イタリア山公園の一角、外交官の家の向かい側に、洒落た作りの洋館が建っている。ブラフ18番館だ。もともと山手通り沿いに立っていたものを、外交官の家同様、イタリア山公園の整備にあわせて移築したものだ。

最初に建てられたのは大震災の直後、外国人の住宅としてだった。その後カトリック教会の司祭館として用いられ、平成3年に現在地に移築された。

建物は木造2階建てだが、震災の経験を生かして、防火上の工夫がなされている。屋根はフランス瓦、壁はモルタル吹きつけだ。最も大きな特徴は広々としたバルコニー。これもフランス風のアクセントなのだろうか。

ところでブラフとは、人の名ではない。崖を意味する Bluff のことだ。横浜の洋館群を分類するために用いられている記号だという。





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このページは、が2009年9月26日 18:58に書いたブログ記事です。

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