横浜山手聖公会:水彩で描く横浜風景

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山手の高台の通り沿いに、外国人墓地の反対側に立っているゴシック風の教会は、横浜山手聖公会だ。その歴史は古く、1863年山下町の居留地内に英国教会として建てられた。現在の建物は昭和6年のもの、J.H.モーガンの設計だ。

大谷石の質感がゴシック風の外観と溶け合って、なかなか絵になる眺めだ。先の大戦末期の空襲で、建物内部は焼けてしまったが、構造そのものは生き残った。いまでも現役の教会として機能しているが、日本人には英国教会の信徒が少ないため、もっぱら横浜に居住するイギリス人が立ち寄るらしい。

最初にスケッチしたのは、今世紀の始め、この絵はそのときのスケッチを下絵にして、最近描いたものだ。





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このページは、が2009年11月28日 16:08に書いたブログ記事です。

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