上の写真(AP提供)は、横浜八景島シーパラダイスのケープ・ペンギンJackass Penguin たち。首に色とりどりのリボンをつけて、踊っている様子が面白い。
ペンギンは猿に劣らず見て飽きない動物だ。仕草が絵になるので、歩く姿も泳いでいる姿もさまになる。このペンギンたちも、自らはそういうつもりはないのだろうが、群れて歩き回れば、このとおりペンギンダンスのように見える。
ケープ・ペンギンはペンギンの中でも最も減少の激しい種だ。生息地は南アフリカの沿岸一帯だが、人間との共存が難しいらしく、急速に数を減らしてきた。近年は地球温暖化の影響が深刻化して、生息環境は更に悪化している。
なお、このペンギンは日本語ではケープ・ペンギンというのが普通だが、英語では Jackass という名がついている。ロバのジャックという意味だ。ロバのように愚頓だと思われたのだろうか。ケープのほうがアフリカ南端の喜望峰をイメージしているのはいうまでもない。
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