古代エジプトのバステト宮殿:アレクサンドリアで発掘

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エジプト、アレクサンドリアの市街地の地下から古代エジプトの宮殿の遺跡が発掘され、およそ6百件に上る猫の像が掘り出された。猫は太陽神ラーの妻で、自身も深い信仰を集めていたバステト Bastet の姿を現していることから、この宮殿はバステトを祭ったものと考えられる。

専門家によれば、この宮殿はプトレマイオス三世の妻ベレニケ二世によって建てられた。プトレマイオス三世の治世は紀元前246年から221年までの間だ。

猫は古代のエジプト人がペットとして愛した生き物だ。それで神々の姿の中にも反映するにいたったのだろう。バステトは太陽神の妻ということから察せられるように、神々の中でも高い神格をもっているから、猫がいかに尊重されたかがわかる。バステトはまた雌ライオンの姿をとることもある。一方太陽神ラーは鷲の頭をいただいた形が普通である。

アレクサンドリアはいうまでもなく、古代エジプトのプトレマイオス王朝が都を置いたところだ。あのクレオパトラもアレクサンドリアで暮らしていた。古代アレクサンドリアの大部分は地中海の底に水没したので、今回の発見に劣らぬ貴重な遺跡がいまでも海底に眠っていると想像される。

なお上の写真(ナショナル・ジオグラフィック)は、今回発見された大理石像の一つである。





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