米誌Time が選んだ世界で最も影響力ある100人、そのうちのアーチスト部門に選んだのがレディ・ガガ。おととしにデビューして以来、もはや世界的な人気を誇る大スター。久々にカリスマ的なアーティストが出現したと専らの評価だ。それもそのはずというのは、作詞作曲はもとより、ファッションからショーのコーディネートまで、自分で仕掛ける才女でもあるからだ。
とにかく彼女のファッションはインパクトが強い。セクシーさが売り物だが、あまりに露骨過ぎて、時には西船橋のストリッパーと間違えるほど、パフォーマンスは過激だ。
その彼女が、先日ロスアンゼルスで開かれた「MTVミュージック・ビデオ・アウォード」の授賞式に、牛肉で作ったドレスを着て出場し、観客の度肝を抜いた(上の写真:ロイター提供)。
写真から想像されるように、薄くきった牛肉がドレスの形に見えるから面白い。頭にちょこんとのった冠の飾り物も牛肉だし、ここには映っていないが、靴も生の牛肉で出来ている。虎やライオンが見たら、さぞ欲情を催すことだろう。
反応はいろいろだそうだ。アイディアの斬新さを称える声がある一方、動物愛護団体からは、厳しい批判の声も上がっているという。
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