上の映像はフェイスブックを通じて世界中の人々がつながりあっている様子をマッピングしたもの。無数の光線は情報の回路を表しており、その密度が濃いと、光線が重なり合って、塗りつぶしたようにみえる。
この映像を見ると、ヨーロッパや北米が真っ白に塗りつぶされ、それだけ情報のやり取りがさかんなことが、視覚的によくわかる。日本や、東南アジア、インドもそれなりにさかんな様子が納得できる。
これに反して、ロシアや中国は真っ暗で、この地図の上では、そもそも存在していないかのようだ。フェイスブックというツールに限定しての話だが、これらの国の人々が世界の動きから取り残されていることを如実に物語っているのだろう。
これを作成したのは、フェイスブックのインターン生、ボール・バトラーさん。世界中に5億人いるフェイスブックのユーザーから数千万人を任意で選び出し、彼らの通信状況をマッピングしたという。
関連記事:
TIMEが選んだ今年のPerson of the Yearはザッカーバーグ
中国のハッカーたち:Google へのサイバー攻撃
WikiLeaks がもたらすものは何か
ロシアにおける言論の自由の状態:戦慄すべきカーシン事件
ロシア語版 Русский NEWSWEEK 廃刊の真相
コメントする