震災の爪あと:東日本大震災記録写真(1)

| コメント(0) | トラックバック(0)

東日本大震災の様子は世界中の耳目を集めた。刻々と流れる事態に添って、おびただしい光景が撮影され、それが世界中にフィードバックされて、この震災の甚大な規模と、それが持った悲劇的な意味を発信した。

ここでは、そうした報道写真のうちから、筆者が感銘を受けた作品を、何回かに分けて紹介したい。

最初は、地震と津波によって、岩手の三陸海岸から宮城、福島の沿岸沿いの集落が、甚大な被害を受けた、被災直後の様子から。

上の写真は、津波の流された船が、建物の屋上に乗り上げた様子。こうした眺めがいたるところで見られた。


津波に飲み込まれた仙台市沿岸部(AFP)



仙台空港、瓦礫と飛行機と自動車(Reuter)



日立港にて、スクラップになった自動車の山(ロイター)



気仙沼市の小学校、屋上には救助を訴えるSOSマークが(ロイター)



宮城県気仙沼、瓦礫の中に乗り上げた漁船が見える(AFP)



宮城県山田町、瓦礫の中を少女が自転車に乗って通り過ぎる(AFP)



陸前高田にて、瓦礫の中から子供の思い出が(ロイター)



瓦礫の中にはビール工場から流れ出たビール樽も(AP)



瓦礫に混じって家畜の死体も転がっていた(AP)



気仙沼港、東北地方に17000隻あったとされる漁船のうち、1万隻以上が被災した(ロイター)



福島県いわき市、波にさらわれる船と自動車(AFP)



市街地まで流されてきた大型漁船





≪ 東電社長の雲隠れを批判する Washington Post | 東日本大震災 | 苛烈な複合災害:東日本大震災 ≫

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://blog.hix05.com/cgi/mt/mt-tb.cgi/3042

コメントする



アーカイブ

Powered by Movable Type 4.24-ja

本日
昨日

この記事について

このページは、が2011年3月31日 19:55に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「エレーヌへのソネット第43番:ピエール・ド・ロンサール」です。

次のブログ記事は「能「箙」:梶原源太景季と梅」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。