東日本大震災では、被害が余りにも巨大であるために、救援の規模も巨大になった。自衛隊の災害出動は、定員の半数を超える10万人以上に規模に達した。まだ全国から消防などの救援組織が駆けつけたほかに、一万人を越える在日米軍をはじめ、各国から救援隊が集まってきた。
しかし、救援隊が瓦礫の中から助け出した人の数は限られていたようだ。数多くの人々が海岸に溺死体の形で見つかったほか、行方不明者のほとんどは、津波によって海に流され、遺体が見つからない状態だ。
上の写真は岩手県陸前高田(ロイター)
瓦礫の山となった大槌町(ロイター)
岩手県釜石市(ロイター)
仙台空港周辺を巡回する米兵、20カ国から援助の申し出があったなかで、アメリカは第七艦隊を中心に1万人以上の人的支援をした(AP)
3月16日は雪が降って厳しい寒さに被災者たちは震え上がった、自衛隊をはじめ、救援部隊の人々も寒さに震えながら救助活動に当たった(EPA)
自衛隊員によって救助された年寄り(ロイター)
被災地にはこうした荒涼とした風景画広がっている
3月16日、雪の降る中を創作活動をする人々
大槌町の体育館にて、収容された遺体が、床の上に並べて横たえられた(ロイター)
体育館に並べられた棺(AFP)
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