なでしこジャパン、サッカーW杯で初優勝

| コメント(0) | トラックバック(0)

110719.nadesiko2-reuter.jpg

正直言って本当に驚いた。日本の女子サッカー・ナショナルチーム、なでしこジャパンが強豪アメリカを制してワールドカップに初優勝したことが、いまだに夢のように感じられる。

だが夢ではなかった。日本は圧倒的な強さを誇るアメリカチームを相手に互角に戦い、最後はPK戦に競り勝って念願の初優勝を果たしたのだ。男女を通じて、日本のナショナルチームがワールドカップで優勝するのは初めてのことだ。

アメリカの強さは尋常なものではない。過去ワールドカップで二度優勝し、現在は世界ランキング一位、日本は過去24回アメリカと戦ったが、まだ一度も勝ったことがない。そんな相手を、ワールドカップ決勝という大舞台で倒し、見事初優勝の栄冠に輝いたのだ。

佐々木則夫監督は彼女たちの健闘をたたえて、「小さな娘たちがねばり強くよくやってくれた」といったそうだが、スポーツというものは体の大きさだけではなく、総合的な人間力がものをいうのだということを、改めて感じさせてくれた。

この日の試合は、前半は両チームともに得点なし、後半24分にアメリカが先制したが、同36分に日本の宮間あやが同点ゴール、延長戦でもアメリカが勝ち越ししたが、すかさず沢穂奇が同点ゴールした。この粘り強さが、PK戦での勝利を呼び寄せたといってよい。

なお今回のナショナル・チームの主将として一躍時の人となった沢選手は、大会MVPと得点王に輝いた。ガッツポーズと笑顔の対象が非常に印象に残る大和撫子だ。


関連記事:なでしこジャパンの爽快な勝利:サッカー女子WC準決勝





≪ なでしこジャパンの爽快な勝利:サッカー女子WC準決勝 | スポーツを楽しむ | ご苦労さん魁皇関 ≫

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://blog.hix05.com/cgi/mt/mt-tb.cgi/3316

コメントする



アーカイブ

Powered by Movable Type 4.24-ja

本日
昨日

この記事について

このページは、が2011年7月18日 19:54に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「子どもの遊び:ブリューゲルの世界」です。

次のブログ記事は「あの世への道行:心中天網島下段」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。