僕たち、わたしたち Boys and girls :マザーグース

| コメント(0) | トラックバック(0)

僕たち、わたしたち Boys and girls come out to play(マザーグースの歌:壺齋散人訳)

  僕たちもわたしたちも外へ出て遊ぼう
  月の光が昼間のように明るいよ
  大きな輪っかや小さな輪っかを
  元気いっぱい転がして遊ぼう
  食べたり寝てたりしてるより
  友達と遊ぶほうが楽しいよ
  はしごを上ったり塀から飛んだり
  おなかがすいたらパンを食べよう
  でもパンがなくなったらどうしよう?
  そのときにはまた働いて稼ぐんだ

昔のイギリスの子どもたちは、昼の間は家の手伝いをしたり、忙しく働かなければなりませんでしたので、遊ぶ時間は夜しかありませんでした。夜にはご飯を食べなければなりませんし、寝る時間も必要です。でもそんな時間を工夫して、みんなで一緒に、楽しく遊ぼう。この歌はそう呼びかけているのです。


Boys and girls come out to play – Mother Goose Nursery Rhymes

  Boys and girls come out to play,
  The moon does shine as bright as day;
  Come with a hoop, and come with a call,
  Come with a good will or not at all.
  Loose your supper, and loose your sleep,
  Come to your playfellows in the street;
  Up the ladder and down the wall.
  A halfpenny loaf will serve us all.
  But when the loaf is gone, what will you do?
  Those who would eat must work - 'tis true.


関連リンク: マザーグースの歌

  • 英詩と英文学

  • ウィリアム・ブレイク詩集

  • シェイクスピア

  • パーシー・B・シェリー

  • ウィリアム・ワーズワース

  • ロバート・バーンズ Robert Burns

  • 英詩のリズム
  • フランス文学と詩の世界




  • ≪ ヘクター・プロテクター Hector Protector :マザーグース | マザーグースの歌 | ソロモン・グランディ Solomon Grundy :マザーグース ≫

    トラックバック(0)

    トラックバックURL: http://blog.hix05.com/cgi/mt/mt-tb.cgi/764

    コメントする



    アーカイブ

    Powered by Movable Type 4.24-ja

    本日
    昨日

    この記事について

    このページは、が2008年5月11日 18:05に書いたブログ記事です。

    ひとつ前のブログ記事は「ヘクター・プロテクター Hector Protector :マザーグース」です。

    次のブログ記事は「ギリシャの壺に寄す Ode on a Grecian Urn :キーツ」です。

    最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。