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白いガーベラとオレンジ:花の水彩画


白いガーベラとオレンジ:水彩で描く折々の花(壺齋散人画)


ガーベラはキク科の多年草である。旺盛な生命力を持つと見え、春と秋と年に二度咲き、しかも数年にわたって咲き続けるという曲者である。しかも花は豪華なイメージを与え、切花にして花束に添えると、ぱっと明るくなるので、人気の高い花だ。

原産地はアフリカだ。だから日本ではアフリカ千本槍の異名がある。放射状に伸びた花弁の先が尖っていてそれが槍に見え、しかもその数が夥しいことから、こんな名がつけられたのだろう。ガーベラという名前自体は、発見者の名に由来しているらしい。

熱帯出の花にしては夏の暑さには弱いようだ。当然冬の寒さにも弱い。ということで、結構世話には気を使うが、世話をしたなりの効果は十分に見せてくれるから、育て甲斐のある花だといえる。

花言葉としては、神秘とか希望といったものがある。だが何故この花が神秘さを連想させるのか、筆者には腑に落ちないところがある。押し出しの強さを感じさせる花だからだ。

色合いとしては、白のほかに黄色から朱色を経て紫に至るまで、暖色の色相をほぼカバーしている。絵は、白いガーベラを切花にして花瓶に活け、傍らにオレンジを配して描いたものだ。


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