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ファイフの小屋 In a cottage in Fife :マザーグース


ファイフの小屋 In a cottage in Fife(マザーグースの歌:壺齋散人訳)

  ファイフの小屋の中に
  亭主と女房が住んでいた
  へんてこりんな夫婦なのさ
  何故って驚いたことに
  二つの目でものを見たり
  舌を動かしてしゃべるからさ

  ぐっすりと寝ているときは
  どんなに工夫をしてみても
  両目を開けさせることはできないし
  歩くときには足を動かす
  その上生きているためには
  飲んだり食べたりしなけりゃならない

人間が何故両目でものを見たり、舌を動かして話すのか、当たり前ともいうべきことを、架空の夫婦に事寄せて問題にしています。生きるためにはもちろん飲んだり食べたりしなければなりませんが、なぜそうかのか、この歌は子供たちに考えさせようとしているのかもしれません。


In a cottage in Fife

  In a cottage in Fife
  Lived a man and his wife,
  Who, believe me were comical folk;
  For, to people's surprise,
  They both saw with their eyes,
  And their tongues moved whenever they spoke!

  When quite fast asleep,
  I've been told that to keep
  Their eyes open they could not contrive;
  They walked on their feet,
  And 'twas thought what they eat
  Helped, with drinking, to keep them alive


関連リンク: マザーグースの歌

  • 英詩と英文学

  • ウィリアム・ブレイク詩集

  • シェイクスピア





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