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朝に寄す To Morning:ウィリアム・ブレイク


ウィリアム・ブレイク詩集「ポエティカル・スケッチ」から「朝に寄す」 To Morning(壺齋散人訳)

  おお聖なる処女よ! 純白の衣を着て
  天空の黄金の門を開き 出てきておくれ
  天空で眠っている夜明けを起こし
  東の空から光を注がせておくれ
  そして目覚める日に蜜のような露を贈っておくれ
  おお輝く朝よ 狩人のように起き上がった
  太陽にご挨拶なさい
  そしてバスキンを履いて私たちの丘に現れなさい

この詩は朝を擬人化して歌ったものだ。押韻が不規則で、荒削りなところが目立つが、ブレイクのみずみずしい感性が現れている。


To Morning

  O holy virgin! clad in purest white,
  Unlock heav'n's golden gates, and issue forth;
  Awake the dawn that sleeps in heaven; let light
  Rise from the chambers of the east, and bring
  The honey'd dew that cometh on waking day.
  O radiant morning, salute the sun
  Rous'd like a huntsman to the chase, and with
  Thy buskin'd feet appear upon our hills.


関連リンク:ポエティカル・スケッチ:ブレイク詩集

  • ウィリアム・ブレイク詩集:無垢と経験の歌





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