ムーバブルタイプを4.24バージョンにグレードアップし、テンプレートを初期化すると、従来カスタマイズしていた部分は白紙に戻る。そこでそれを復旧させるために、新しいテンプレートに手を加えねばならない。筆者は重要度の高い順に、なるべく従来に近い形を再現する作業に取り掛かった。
こうしてアクセスカウンターを設置したり、グーグル・アドセンスを貼り付けた後、アクセス解析を設置する作業に取り掛かった。
筆者は Fc2 のものを使っているが、従来の 3.32 バージョンでは、アクセス解析のコードをそれぞれのテンプレートの body 部分の直下に書くようにしていた。また画像をコントロールするメタ・タグは head 部分の中に書いていた。Fc2 自身がそのように指示していたからだ。
ところが、新しいテンプレートにはこの指示がすんなり適用できそうもない。テンプレートは従来のように html コードを直接書き込むようにはできておらず、別途用意されたテンプレートモジュールを差し込むようにデザインされているからだ。
どうしたらよいか迷った筆者は、ネット上から情報を集めてみた。すると非常に参考になる情報が手に入った。
それによれば、アクセス解析のコードを、バナー・フッターのテンプレート・モジュールに書けとある。バナー・フッターの記述の最後の /div の後に、続けてコードを書き込めばよいというのだ。
筆者は早速試してみた。説明どおり、画面にはアクセス解析を示す画像が表示されている。しかしよく点検してみると、インデックス関連のページには表示されるが、エントリーページの画面には表示されないことがわかった。おそらく Fc2 の希望に反して、タグの表示位置が body 部分の最後のほうにあるからだろう。そこでバナー・フッターのかわりにバナー・ヘッダーのほうに書き換えたら、全面的な表示が実現した。
これで目的はほぼ達成されたといってよいが、画像のデザインや表示位置が筆者の思いどおりにはなっていない。これを思い通りにするためには、画像をコントロールするメタ・タグをどこかに記述しなければならない。
筆者は HTML ヘッダーに書き込めばよいのだろうと見当をつけて、当該ヘッダーの記述の最後に、メタ・タグを付け加えた。その結果は思惑通り。これで従来と同じような環境で、アクセス解析の機能を享受できるようになった。
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