独坐敬亭山:李白

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李白の五言絶句「独り敬亭山に坐す」(壺齋散人注)

  衆鳥高飛尽  衆鳥 高く飛んで尽き
  孤雲独去閑  孤雲 独り去って閑かなり
  相看两不厭  相ひ看て 两つながら厭はざるは
  只有敬亭山  只だ敬亭山有るのみ

数多くいた鳥たちも高く飛び去っていなくなり、ぽっかりと浮かんでいた雲も消え去って静けさが辺りを包む、互いに見詰め合って飽きないのは、この敬亭山があるのみだ


敬亭山は安徽省の山、李白が敬愛した詩人謝兆もしばしばこの山に遊んだ。


関連サイト:

  • 李白の詩60篇の注釈と鑑賞

  • 漢詩と中国文化





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