望廬山瀑布其二(飛流直下三千尺):李白

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李白の七言絶句「廬山の瀑布を望む」其二:壺齋散人注

  日照香炉生紫烟  日は香炉を照して紫烟を生じ
  遥看瀑布挂長川  遥かに看る瀑布の長川に挂かるを
  飛流直下三千尺  飛流 直下 三千尺
  疑是銀河落九天  疑ふらくは是れ銀河の九天より落つるかと

日が香炉峰を照らし、山が紫色に煙っている、はるか彼方には滝が長い川のようにかかっているのが見える、その滝のまっすぐに流れ落ちる長さは三千尺、まるで銀河が天から落ちてきたかのようだ


望廬山瀑布の第二首目、魯山にかかる滝の豪快な眺めを歌う。


関連サイト:

  • 李白の詩60篇の注釈と鑑賞

  • 漢詩と中国文化




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