今年(2009年)8月18日に、中国西安市南部郊外にある陝西省希少野生動物救護飼育研究センターで生まれた双子の赤ちゃんパンダが生後1ヶ月になるというので、その元気な様子を、新華社が写真を公開して伝えている。(上の写真:新華社電)
男女の双子のパンダが母親パンダの腹の上で元気に動き回っている様子がよくわかる。筆者のような動物好きは、こんな光景を見ると、思わず目尻が緩んでしまうというものだ。
この双子を生んだのは、楼生 Lou Sheng という名の6歳のパンダ。自分自身人工授精によって生まれたパンダだという。今回は二頭のオスを父親にして、双子のパンダを受精したらしい。
普通パンダは、生まれて間もない頃は人間の親指ほどの大きさしかなく、複数生まれても一頭しか育たないことが多いといわれるが、今のところ二匹とも順調に育っているようだ。
この双子が生まれてきたとき、新華社は「龍鳳胎が生まれた」と伝えた。龍鳳胎とは男女の双子という意味である。二匹とももう、きちんとした名前をもらっていることだろう。
まあ何て可愛らしいんでしょう! 雄雌の双子で生まれ、それを龍鳳胎とは素晴らしい呼び方が中国にはあるんですね。ママがそれこそ掌中の珠の如くしっかり育ててくれる事でしょう。
さて、北京動物園に何匹、ロンドンに、ワシントンに、上野に何匹と、世界中の動物園にいるパンダをまとめたのをパンダグラフと言いましたっけ。 ^O^