謎の深海魚 リュウグウノツカイ

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昨年の暮れから日本海側の沿岸にリュウグウノツカイという深海魚が数多く打ち上げられ、地元の人々を驚かせているそうだ。この魚は普段200-1000メートルの深海に生息していて、水面近くに現れることはほとんどない。それがこんなに多く現れるのは、異変の兆しかもしれない、そう心配する人も多い。

というのも、リュウグウノツカイは昔から、地震の予知に関連つけて語られることが多かったからだ。リュウグウノツカイが水面まで上昇してくるのは、深海の地殻に地震の前触れを感ずるからではないかというわけだ。ナマズの方が自分の動きで地震を引き起こすと考えられているのに対し、こちらは自然のメッセージを人間に伝えるといったところだろうか。

形態はリボンあるいは越中褌のように平べったく長い。通常は5メートル前後の長さだが、上の写真(Wikipedia より)に見られるように、10メートルを超すものもある。その生態は謎に包まれ、わからないことが多い。地震との関連も、人間が勝手に想像しているだけかもしれない。

気になるのは食えるかどうかだ。試食した人の印象を読売の記事が伝えていたが、それによれば、脂の塊を食っているようで、味も素っ気もなかったそうだ。





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このページは、が2010年3月 1日 19:21に書いたブログ記事です。

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