上の写真(Newsweekから)は、今話題の肖像画家ジョナサン・ヨー Jonathan Yeoの最新作だ。モデルは元アラスカ州知事で共和党の副大統領候補だったサラ・ペイリン Sarah Palin 女史。一見何の変哲もないようだが、素材が変っていることで、人々の注目の的となっている。この絵はコラージュといって、断片を組み合わせてイメージを作り上げる手法を採用しているのだが、ここに用いられている断片は、ポルノ雑誌の切れ端なのだ。
ジョナサン・ヨーは2008年にブッシュ元大統領の肖像画を、やはりポルノ雑誌の切れ端を用いたコラージュ手法で描き上げ、一躍時代の寵児になった。ポルノで自分の顔を表現されたブッシュ大統領が、どんな気持ちになったかはわからぬが、当のヨーの言葉によれば、本来政治とポルノとは強い親縁関係にあるのだそうだ。
なお、この肖像画は、8月の初旬に5万ドルで売れたそうだ。
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