ハッブルがとらえた干潟星雲 M8 Lagoon Nebula の画像を、ヨーロッパ宇宙機関 ESA が公開した。(上の写真:AFP提供)
干潟星雲は銀河系のほぼ中心、イテ座の一角に存在する。幅100光年という巨大な星雲で、中央部を走っている暗黒星雲が干潟のように見えるところからこう名付けられた。地球からの距離は4000-5000光年である。
写真から見て取れるように、分厚いガス状物質から新しい星が次々と誕生している。このガス状物質の成分は水素だ。それが星雲内の星の輝きを受けて明るく光る。
このような星雲を散光星雲という。
関連記事:
宇宙の驚くべき実像:銀河爆発の可能性
ハッブル宇宙望遠鏡最後の大修理
ハッブル宇宙望遠鏡からの贈り物
ハッブル宇宙望遠鏡からの新しい贈り物 Carina Nebula
コメントする