ニューズウィークなどのメディアが、年末恒例のベスト・ムービー特集を行っている。それらによると、今年2010年は、話題となった映画が少なかったということだ。だが話題にならないというのと、つまらないというのとは、評価の基準が違う、優れた映画でありながら埋もれているものはいくらでもある。
そんななかで、大方の話題をさらい、しかも優れた作品だといえるものとして、Toy Story 3 をあげることができる。
CGで作った3D作品だ。このシリーズでは過去最高、アニメ映画の中では5番目のビッグヒットとなった。
ストーリーはいたって簡単。持ち主の少年が大きくなって、使われなくなった玩具が、預けられた先のこどもの国で、大冒険をするというもの。理屈なしに楽しめる。
筆者はこの映画を、パリ行きの飛行機の中で見た。何せ飛行時間は12時間もある、その間の退屈さを紛らわそうと見た次第だったが、なかなか見所があった。飛行機の中でのことだから、3D画面を楽しむというわけにはいかなかったが、ストーリーの面白さや、画面作りの多彩さは十分に味わえた。
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