上の写真(ナショナル・ジオグラフィック)は、上空から見た色丹島とそれを囲むように展開する海氷、地球観測衛星EO-1(Earth Observing-1)が2月14日に撮影したものだ。
北海道北岸や北方領土周辺は、北半球での流氷の南限として知られている。この海氷はわずか数日間で形成されたもので、強い風の影響でドレープ状になっている。色丹島自体も厚い氷に覆われている様子が見て取れる。
色丹島はじめ北方領土は、ロシアによる実効支配が強化され、いまだ返還の見通しがたっていない。それどころかロシアによる永久占領も懸念される。
日本固有の領土なのであるから、日本人はそれらについて絶えず関心を持ち、ロシアの不法性を世界中に訴え続けるべきだ。
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