昨日(3月23日)、東京都の金町浄水場の水から放射性物質ヨウ素131が検出されたと、東京都が報道した。濃度は1リットル当たり210ベクレル、これは大人の許容限度300ベクレルよりは低い値だが、乳児向けに設定されている数字100ベクレルを超えるとして、東京都は乳児には与えないよう、注意を呼びかけた。
この報道があったとたん、都内のあらゆる店からペットボトル入りの水が売り切れてなくなった。それこそ一瞬の間のできごとだったというから驚きだ。
乳飲み子を抱えたお母さんには、東京都から一人当たり1.5リットルずつの安全な水を供給するというが、それでは足りなくなるだろう。
こうした買占めは、震災発生後各地で見られた。牛乳など一部の食品や、携帯ラヂオや電池といった防災関連商品は、いまだに手に入りづらい。その原因はどうやら物流の滞りにあるらしい。というのも、事務用紙が不足しているなどといった事態まで生じているからだ。
(この騒ぎは、翌日(3月24日)には放射線濃度が79ベクレルに下がったことで、一段落した。)
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