明治村の帝国ホテル:水彩で描く日本の風景

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明治村には明治時代に建てられた洋館などが移築保存され、広く一般に公開されている。現在は67件の建築物等がある。広い敷地を四つのブロックに区切り、相互にゆとりを持って陳列している。みなそれぞれに興味を引く建物ばかりだが、筆者が一番絵になると思ったのが、この帝国ホテルだ。

帝国ホテルは日本の建築学に大いなる足跡を残したフランク・ロイド・ライトの設計になる。先日スケッチした目白の自由学園を設計したのもライトだった。

ライトの建築物は、日本人の目からすれば西洋趣味の権化のように見えるが、西洋人の目から見ればオリエンタルな雰囲気がただよっているという。

明治村にはホテルの建物の全体が移築されたわけではなく、正面玄関の部分だけが移された。それでも十分に絵になる光景をかもし出しているのは、さすがライトさんの実力だろう。





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このページは、が2011年8月31日 20:25に書いたブログ記事です。

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