先日、南米エクアドルのジャングルで発見された新種のアマガエルがイギリスのチャールズ皇太子に進呈されたうえ、その名も「チャールズ皇太子アマガエル」と命名され、チャールズ皇太子は得意満面だったそうだ。
アマガエルの仲間は熱帯のジャングルから温帯の湿潤地帯にかけて生息している。その名の通り、雨が好きなのだ。そんなところから、熱帯雨林の保護活動のシンボルともなっている。
アマガエルは、メスの方が幾分大きい。オスはそのメスの背中にへばりつくようにしがみつき、交尾をする。蛙の交尾の様子は、あの梶井基次郎が鋭意観察して報告しているところなので、ここでは贅言を弄しない。
この写真の蛙たちは、どんな仲なのか。恋人同士なのか、それとも宿敵同士なのか、映像だけではわからない。ここではとりあえず、恋するアマガエルたちということにしておこう。(写真はナショナル・ジオグラフィックから)
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