マザーグースの歌


メエメエ 羊さん Baa, baa, black sheep (マザーグースの歌:壺齋散人訳)

  メエメエ 羊さん
  ウールの毛糸があるかしら
  ありますとも ありますとも
  たっぷり籠三杯分

バラは赤い The rose is red (マザーグースの歌:壺齋散人訳)

  バラは赤い
  スミレは青い
  ピンクは優しい
  君も優しい

小さなマフェットさん Little Miss Muffet (マザーグースの歌:壺齋散人訳)

  小さな小さなマフェットさん
  繁みの陰に腰を下ろして
  チーズとケーキを食べてたら
  クモさんが傍にやってきて
  マフェットさんの隣に座ると
  マフェットさんを脅かして追い出した

フェル先生 I do not like thee, Doctor Fell (マザーグースの歌:壺齋散人訳)

  フェル先生 僕はあなたが嫌いです
  何故かって理由はわかりません
  でもこれだけは確かです
  フェル先生 僕はあなたが嫌いなのです

かえる君のお出かけ A Frog He Would A-wooing Go (マザーグースの歌:壺齋散人訳)

  かえる君がいそいそとお出かけさ
  ハイホー!とローリーがいう
  かえる君がいそいそとお出かけさ
  ママのかえるが引き止めても無駄さ
  えっさえっさ えっさほいさっさ
  ハイホー!とアントニー

おばあさんとネコ The Old Woman and her Cat (マザーグースの歌:壺齋散人訳)

  箒にまたがったおばあさんが 空中旅行
  やっとこさっとこ スーイスイ
  箒の後ろにはネコのトム
  どっこいそっこい ムーズムズ

小さなすずめ A little cock sparrow sat on a green tree(マザーグースの歌:壺齋散人訳)

  小さなすずめが木の上で
  チュンチュンチュンと鳴いていました
  そこへ弓矢を持った男の子が来て
  すずめを撃とうと こういいました
  こいつのお肉でシチューを作り
  はらわたでパイを作ったらうまいだろう
  これを聞いたすずめは大慌て
  羽根を鳴らして飛んでいきました

ロンドン橋が落ちまする London Bridge is falling down (マザーグースの歌:壺齋散人訳)


  ロンドン橋が落ちまする
  落ちまする 
  落ちまする
  ロンドン橋が落ちまする
  聖母様 聖母様 

奥方が馬に乗りゃ This is the way the ladies ride (マザーグース:壺齋散人訳)

  奥方が馬に乗りゃ
  ポコポコ ポコポン
  ポコポコ ポコポン
  奥方が馬に乗りゃ
  ポコポコポコポン ポコポコポコポン

お人よしサイモン Simple Simon met a Pieman(マザーグースの歌:壺齋散人訳)

  お人よしサイモン パイ売りと出会った
  市場へと出かけていって
  お人よしサイモン パイ売りにいった
  味見をさせてくれないか

ハートのクィーン The Queen of Hearts(マザーグースの歌:壺齋散人訳)

  ハートのクィーンが
  日曜日の朝に
  タルトケーキをこしらえた

コケコッコ Cock A Doodle Doo(マザーグースの歌:壺齋散人訳)

  コケコッコ
  奥方が靴をなくした
  旦那はバイオリンの弓をなくした
  これじゃどうにもならないわい

ボビー・シャフトー Bobby Shaftoe (マザーグース:壺齋散人訳)

  ボビー・シャフトー海に行ったの
  銀のバックル膝に巻いて
  帰ってきたら結婚するの
  素敵なボビー・シャフトーと

  ボビー・シャフトー素敵なの
  赤毛を肩まで垂らしているの
  わたしの永遠のお友達
  素敵なボビー・シャフトーなの

ちびっこベティちゃん Little Blue Betty lived in a den (マザーグースの歌:壺齋散人訳)

  ちびっこベティちゃん穴倉の中で
  殿方相手にビール売り
  殿方は毎日やってきて
  そのたびに泡がはじけ飛ぶ
  ベティちゃんは階段を上っていくと
  つまづいて ころげて 頭を割った

アーサー王 When good King Arthur ruled this land(マザーグースの歌:壺齋散人訳)

  アーサー王がこの国を治めていた頃
  アーサー王はいい王様だった
  大麦の粉を三樽分くすねてくると
  それでバグ・プリンをこしらえた

小さな女の子 When I was a little girl (マザーグースの歌:壺齋散人訳)

  まだ小さな女の子だった頃
  七つくらいの頃だったわ
  ペチコートがなかったので
  寒さがしのげなかったの

ジャックのたてた家This is the house that Jack built (マザーグースの歌:壺齋散人訳)

  これはジャックのたてた家

  これはジャックのたてた家に
  ころがってたモルト

  これはジャックのたてた家に
  ころがってたモルトを
  食べたネズミ

一月は雪を January Brings The Snow (マザーグースの歌:壺齋散人訳)

  一月は雪を運んできて
  ぼくらの手足にあかぎれを作る

数え歌 One two buckle my shoe (マザーグースの歌:壺齋散人訳)

  1本2本 靴の紐むすべ
  3度4度 ドア ノックしろ
  5本6本 薪をとって
  7本8本 火にくべろ
  9個10個 穴を掘れ
  13 14 かわいいお嬢さん
  15 16 台所でお料理
  17 18 お嫁に行きたいわ
  19 20 僕のお皿は空っぽだ

独身男 When I was a bachelor (マザーグースの歌:壺齋散人訳)

  まだ独り身だった頃 僕は一人で暮らしてたんだ
  家中の食べ物を全部 棚の上にしまっておくと
  ネズミたちがやってきて 残らず平らげてしまうんだ
  それで僕はロンドンまで 嫁さん探しに出かけたのさ

  大通りはとっても広く 横丁はとっても狭い
  見つけた嫁さんを大八車に 乗せて運ばにゃならないほど
  ところがその大八車が 橋の上から落ちちゃったのさ
  大八車も嫁さんも みんな川に落ちちゃったのさ

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