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地球と宇宙の科学



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2008年9月 8日

東京海底谷のゴブリン・シャーク

東京湾の入り口付近が深い海底の谷になっていて、そこに様々な深海魚が生息しており、とりわけサメの仲間は40種類を数えるということだ。世界の海の中でこんなにも多くの種類のサメが集中していること自体珍しいそうだが、それが大都会の目と鼻の先で展開しているというのも、非常に珍しい。

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2008年9月13日

地球の先端に浮かぶ不思議な雲

この夏、国際宇宙センターが不思議な雲を捉えた。その雲は地球の先端部、大気圏が宇宙空間と接するところに浮かんでいた。高度でいえば7万6千メートルから8万5千メートルの上空にあたる。通常の雲が発生するのはせいぜい1万8千メートルの上空が限度とされるから、これは非常に珍しい雲といえる。

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2008年9月20日

恒星とその惑星:写真撮影に成功

恒星とその惑星らしいものが同時に映った写真を撮影することに、トロント大学の研究グループが成功した。その恒星 JRXS J160929. 1-210524 は、さそり座の一角にあって、地球からの距離は約500光年、太陽の質量の85パーセントほどの大きさである。一方惑星と思われる星は、木星の8倍ほどの大きさで、恒星からの距離は、太陽―地球間の距離の330倍である。

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2008年10月20日

月と地球:探査衛星かぐやからの報告

月の探査衛星、正式には月周回衛星「かぐや」から送られてくる報告が、月と地球の歴史に関する貴重な情報を提供してくれるようになった。かぐやが撮影した月面の映像は、世界中でもっとも緻密なものなので、科学者たちは地球にいながら月をつぶさに観察できるようになったのだ。

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2008年11月14日

深海の奇妙な生物たち

深海に生息する類のタコには墨袋がない。タコが墨を吐き出すのは敵から姿をくらますためだが、深海はもともと真っ暗なので、その必要がないからである。

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2009年3月31日

流れ星の大気圏突入とその残骸

太陽系を遊泳している天体が地球に接近すると、地球の引力に吸い寄せられて流れ星となり、大気圏に突入するのはよく見られることだ。ほとんどの場合、流れ星は大気圏突入時の衝撃によって、こなごなになってしまうので、その残骸を突き止めることは不可能に近かったが、このたびNASAのグループが、それを見つけ出すという快挙をなしとげた。

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