上の映像(NASA提供)は、形成されたばかりの原始星が、周囲の円盤から星間物質を吸収しながら、その一部を北極と南極からジェット噴射している様子を現したもの。この原始星はペルセウス座にあり、生まれてまだ10万歳しかたっていない、赤ん坊星だ。
上の映像(NASA提供)は、形成されたばかりの原始星が、周囲の円盤から星間物質を吸収しながら、その一部を北極と南極からジェット噴射している様子を現したもの。この原始星はペルセウス座にあり、生まれてまだ10万歳しかたっていない、赤ん坊星だ。
上の画像(ナショナル・ジオグラフィック)は、NASAのスピッツァー宇宙望遠鏡が新たに撮影した渦巻銀河M63、通称ひまわり銀河(サンフラワー銀河)だ。中心部の円盤と、そこから渦巻状に伸びる光の帯がよく見える。
ヨーロッパの研究チームが、超巨大ブラックホールを中心に持つクエーサーを発見した。このクエーサー(ULAS J1120+0641)は、地球から約129億年離れていることが赤方変移の分析からわかった。ビッグバンがおきたのが137億年前だから、この天体は宇宙生成から8億年後にできたことになる。
ビッグバンから10億年ほど経過した初期の宇宙には、3000万のブラックホールが存在した。こんな仮設を、米イェール大学の研究チームが発表した。
我が天の川銀河の双子の兄弟といわれるN6744銀河の鮮明な映像が、ヨーロッパ南天天文台(European Southern Observatory)によって公開された。(写真:ESO)
宇宙空間には極小ブラックホールというものがあって、しかも毎日のように地球を貫通しているのだそうだ。だが大質量のブラックホールのように、周囲の物質を飲み込むことはなく、したがって人体が危険にさらされることもないという。
星の揺籠として知られる干潟星雲、熱い水素ガスの塊から新しい星が次々と誕生している。そんな星雲の神秘的な様子を、かつてハッブル宇宙望遠鏡がとらえ、それをもとにした映像が、世界の人々を魅了したことについては、このブログでも取り上げたことがある。
惑星とは定義上からして、親星というべき恒星の周りを周回している、自分では光らない星のことだ。だが中には特定の親星をもたず、一人ぼっちで宇宙空間を浮遊している惑星もあるらしい。このたび大阪大学などの日本の研究グループが、木星ほどの大きさの浮遊惑星を多数発見した。
上の映像(NASA提供)は中性子星のイメージだ。もっとも外側の部分は超新星爆発で吹き飛ばされた古い星の成分、最も内側の核といえる部分は、中性子からできた非常に密度の高い部分、中間の光の塊はパルサーといわれる部分だ。
昨夜(3月19日)は普段の満月に比べてひときわ大きな満月・スーパームーン(Super Moon)が見られた。1993年以来18年ぶりのことだ。
上の写真(ナショナル・ジオグラフィック)は、ベトナム中北部の辺境地帯で数年前にみつかったソンドン洞窟の内部。その後の調査で、世界最大の洞窟であることが判明した。イギリス人探検家らによれば、高さ、幅ともに80メートルを越す空間が、すくなくとも4.5キロも続いているという。
アメリカのスペースシャトル・ディスカヴァリーが最後の宇宙への旅に向けて、2月24日、フロリダのケネディ宇宙基地から打ち上げられた。その様子を見ようと、4万人の人が押しかけたそうだ。
上の写真(NASA)は衝突銀河として知られるArp147の映像、ハッブル宇宙望遠鏡の可視光線データとチャンドラX線観測衛星のX線データを合成して作ったものだ。
天の川銀河に新たなスターストリームが見つかった。ミズガメ座の方角にあるところからアクェリアス・スターストリームと名づけられてこの天体は、地球から1500-30000光年離れたところに展開しているという。(写真:ナショナル・ジオグラフィック)
ケプラー宇宙望遠鏡で、太陽系とよく似た惑星系を発見したと、NASAの研究チームが発表した。
先週の水曜日(1月26日)から活発な噴火活動を繰り返している霧島連山の新燃岳、27日には52年ぶりという大爆発を起こした。上の写真(ナショナル・ジオグラフィック)はその時の様子を写したもので、稲光が複雑な模様を描いているところが、幻想的だ。
我々の銀河系にとっての伴銀河の中に、暗黒物質でできた銀河がある可能性を、カリフォルニア大学バークレー校の天文学者スカニヤ・チャクラバーティ(Sukanya Chakrabarti)氏が突き止めた。
系外惑星探査機ケプラーが地球型の岩石質惑星を始めて発見したと報じられた。発見といっても、この惑星自体は2008年に存在が発見されているから、その詳細な特徴が確認されたといったほうが適切かもしれない。
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