日々雑感


筆者はムーバブルタイプ MovableTypeを使ってブログを運営しているが、2年半ほど前に3.3バージョンで開始して以来、これまでアップグレードを行ったことがなかった。というのも、シックスアパート社の説明によれば、結構面倒くさそうな感じがしていたからだ。

先日アメリカジョージア州で、ある団体の幹部四人が自殺幇助の罪名で告訴され、大きな話題を呼んだ。団体の名は「最後の出口」Final Exit Network といい、生きることに絶望した人々に対して、自殺を助けることを目的に掲げている。ここ数年の間に、ジョージア州周辺で200人をこえるケースについて自殺幇助を行ってきているらしい。

東京の大田区といえば、機械金属産業関連の中小零細企業が集積しているところとして知られている。中小零細企業といっても侮ってはいけない。これらの企業は高度な技術と熟練を武器に、世界に冠たる日本のものづくりを、産後基盤の面で支えてきたのである。これらの企業の努力がなかったら、経済先進国としての日本の今日はなかったといってもよい。

パソコンのリカバリーを初めてやってみた。リカバリーというのは、パソコンがウィルスに感染するなどして、まともに動かなくなった事態を前に、パソコンにインストールされているプログラムや情報をすべて消去して、OSのソフトを再入力し、買ったときの状態に引き戻すことを言う。こうすることで、機能していない機械に、もう一度活躍の機会を与えるという意味がある。

世界中のレストランに星をつけて格付けすることで知られるミシュランのガイドブックが、東京のレストランを高く評価して世界中に紹介したのは昨年のことだったが、今度は日本全国の観光地の中から、外国人が訪れたくなるような場所を選んで格付けし、ギド・ヴェール日本観光版として、今年3月に発表するそうだ。


アンドリュー・ワイエス Andrew Wyeth といえば、まるで写真のようにリアルなタッチの絵を描き続けた画家だ。それも水彩絵具やテンペラといった、現代アートではマイナーな画材を用いた。その世界は風景にしろ、人物にしろ、どこか郷愁を誘うようなところがある。日本人にとってもなじみの深い画家だ。この年末年始には渋谷の文化村で展示会が開かれていたから、見に行った人も多いことだろう。

昨日(1月16日)、ニューヨークのラガーディア空港を飛び立った旅客機がエンジン・トラブルを起こし、ハドソン川に不時着するという事故が起きた。飛行機には合せて155人が乗っており、一歩間違えば大惨事になったところを、全員救出されたという。

新年を迎えて

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今年2009年の元旦は、朝からからりと晴れ渡った空が、新年の門出を清々しく飾ってくれた。多少風は吹いていたが、まあまあの日和だった。今年一年が、このように順調に進むことを願わずにはいられない。

普段日記をつけている人は大体、大晦日の記事には、その年一年間の出来事を振り返らせるものだろう。それは世界や日本の出来事であったり、また自分自身にかかわる節目の出来事だったりするだろう。あの荷風散人も、毎年大晦日には決まって一年間を振り返り、それを自分なりに総括して、時には反省めいた言葉を添えていたものだ。

その例に従って、筆者も今年一年を振り返ってみよう。

介護の現場において、ロボットの果たす役割がこれまで以上に多彩になってきそうだ。ただに身体的な面の介護にとどまらず、認知障害のような精神作用にかかわる介護も日程に上ってきたらしい。まだまだ人間のヘルパー並というわけにはいかぬが、主人の基本的な行動パターンを覚えこんで、それから逸脱するような行為に対し警告を発するくらいのことはできるまでになったそうだ。

先日NHKのテレビ番組が、野宿が好きだという変わった女性を紹介していた。この女性は27歳の若さだが、数年前から野宿の楽しみに取り付かれ、寝袋を担いでどこへでも出かけていっては、気に入った場所を選んで寝るのだそうだ。河川敷に寝たり、野っ原に寝たりするほか、天気の良くないときには建物の軒先を借りて寝るという。最近では同好の人々もでき、原っぱに寝袋を並べて寝るようにもなった。

輸出立国日本がまた一つ妙なものを輸出したというので、ちょっとした反響を呼んでいるそうだ。その品目というのがふるっている。生身の人間、しかもホームレスだというのだ。

誰しも、少年時代から青年時代にかけて口ずさみ、生涯思い入れの深い歌やそれを歌った歌手の思い出を持っているものだ。筆者にとって、フランク永井はそんな歌手の一人だった。昭和30年代の高度成長期に東京で育った筆者にとって、フランク永井のあの低音の歌声は、いまでも少年時代の幸福な日々の追憶と結びついている。

離婚すると、当事者には面倒なことが色々起こるものだ。子どもがいれば、どちらがどの子の親権を行使するかを巡って激しい争いが起こる。財産の分割をどうするかも、厄介な問題だ。

巨大なダイアモンド鉱石が南アフリカのレソトで発掘された。478カラットあり、歴史上20番目の大きさだそうだ。形がまとまっており、これをうまく研磨すれば150カラットのダイアモンド宝石を作り出すことができる。しかも色合いや透明度の点では、第一級の品質を持つことになるだろうといわれている。


幻想的な風景画で知られる日本画家東山魁夷の童画展が、千葉県市川市の東山魁夷記念館で開かれている。東山魁夷は東京美術学校(現東京芸術大学)に在学中の昭和初期から終戦近くに至るまで、数多くの童画を製作したが、それらは後年の作品の陰に隠れて、今まであまり注目されることがなかった。だが、それらには風景画の大作とはまた一味違った趣がある。今回はそんな童画をまとめて展示する初めての試みだというので、期待しながら出かけてみた。

牛馬の糞が燃料になるこことは広く知られている。草原の民の中には、家畜の糞を乾燥させて、それを主要な燃料として使っているものもある。家畜の糞で可能なことが、人間の排泄物でもできないわけがない。実際人間の排泄物の中にはメタン成分が豊富に含まれ、それを燃料に利用することは、大いに可能なのだ。


中川一政といえば、荒々しいタッチでゴッホの絵を思わせるような作風で知られる洋画家だ。美術を含めてアカデミックな教育は受けていないが、多方面な才能に恵まれ、短歌や随筆にも優れたものを残した。明治の半ばに生まれ、97歳という生涯を平成まで生き残ったわけだから、まざに日本の近現代を体現したような人だった。

インターネットの普及は人間同士のコミュニケーションのあり方を大きく変えつつある。メールやブログあるいはSNSといったコミュニケーションツールを通じて、個人間や企業間のコミュニケーションが飛躍的に便利になった。いまや我々は、地球上のどこにいても、いついかなるときにおいても、話しかけたい相手にメッセージを発信し、オンラインで互いに情報をやり取りすることができる。

ナメクジに塩

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雨もよいの鬱陶しい日が続いている。今年は例年より半月以上も入梅が早かった。雨の量も多くなりそうだ。これは春以来の傾向で、今年の四月は関東地方で、観測史上最も多い降雨量を記録した。

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