日々雑感


ヤドカリ人生

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自分の家のどこかに、赤の他人が住みついているとしたら、誰しも気味が悪く思うだろう。昔の古い家の天井裏には青大将が住んでいたこともあったが、これは家の守り神などといって、大目に見られていた。しかしことが人間となると、そう大らかではいられない。


東京下町の夏の風物詩になっている三社祭に、今年はちょっとした異変が起きた。三社の名のとおり三体ある本社神輿の渡御が今年は行なわれなかったのだ。三社祭といえば、本社神輿の渡御が最大の行事であるから、これが行なわれないでは、祭の雰囲気は今ひとつ盛り上がらない。


モディリアーニは西洋の近代絵画のなかでも日本人に最も愛されている画家の一人だ。その展覧会が乃木坂の国立新美術館で開催されている。筆者もモディリアーニ・ファンの一人として見に行ったが、予想以上に多くの人々が訪れているのに驚いた。人気の根強さを伺わせる。

奈良薬師寺の日光・月光両菩薩が東京上野の国立博物館にやってきたというので、早速見に行った。普段は薬師寺の金堂の中で、薬師如来の脇侍として並び立っている両菩薩像が、そろって寺を出るのは今回が初めてだという。しかも背中についている後背を外した状態で来たというから、全身をくまなく見られる稀有のチャンスだ。

ロリコンサイトと呼ばれる、児童を対象にした卑劣で醜悪なポルノサイトがインターネット上にあふれている。それもロシアと並んで、日本が最大の発信基地だというから、見逃せない。いまや世界中の変質者たちにとって、日本は尽きせぬロリータの泉になってしまったのだろうか。

先稿「いつまでも恋人同士でいられるために」の中で、人は努力によっては、配偶者との間でいつまでも新鮮な恋愛感情を持続させることができるということを書いた。そうした努力なしでは、愛情は次第に摩滅して、互いの関係は味気ないものに変わっていく。

インドで起きた不思議な話だ。列車のトイレを使っていた妊娠中の女性が、それとは意識せずに子どもを分娩し、その子どもが走っている列車のトイレの穴をすり抜けて、地上に産み落とされたというのだ。その様子をロイターが伝えているので、紹介したい。

イギリスではいま、双子の兄妹であることを知らずに結婚したカップルの悲劇が人々の同情を誘っているそうだ。AFPの伝えるところによると、このカップルの話は、人間の生殖と人工授精を議論する国会の場において、オルトン上院議員によって始めて紹介された。

今年平成二十年(2008年)は、暦の上では戊子の年にあたる。筆者がこの世に生まれて来たのは昭和23年、やはり戊子の歳であったから、今年は筆者にとっては暦が一巡する年、つまり還暦に当たる年である。いうまでもなく、暦が一巡するためには60年を要する。信長の時代には人生50年であったものが、今日では60年を生きることは珍しくなくなった。そのおかげをこうむって、筆者も暦上の一区切りの長さを生き永らえることができた次第である。

ムンク展が上野の国立西洋美術館で開催されている。正月明けの一月六日までというので、暮れで忙しいさなかではあったが、足を運んでみた。

笑えない笑い話を紹介しよう。牛や羊など家畜の屁が、一部の国では深刻な環境問題となり、そのあおりでカンガルーが受難しそうになっているという話だ。

ヨーガが静かなブームを引き起こしている。もともと年配の人を中心に行われていたが、最近は若い人にも人気があるという。心身のバランスを追及する人から、フィットネス気分で行う人々まで、幅広い層に浸透しつつあるようだ。

17世紀オランダ絵画の巨匠フェルメールの傑作「牛乳を注ぐ女」が、完成したばかりの国立新美術館で公開された。日頃フェルメールの絵を愛してやまない筆者は、早速乃木坂の美術館まで足を運んだ次第だ。フェルメールの絵を見る楽しみは無論、黒川紀章の設計した美術館がどんなものか、見たくもあったのだ。

日本女性の美肌へのこだわりは、世界でも例を見ないほど熱心なものだそうだ。いつまでも若々しく美しい肌を保ちたいという願望は、世界中どこの女性でも共通のものだとは思うのだが、日本人女性の場合は、その願望が度を越して強いということらしい。

東京の祭は、都市全体が共同で集中的に行うものはないかわりに、地域ごとに残っている伝統的な祭が、夏から秋にかけて、あちこちで断続的に行われ、それぞれに季節を彩っている。

まさに死なんとする瞬間、その人のまぶたの裏には、歩んできた人生がフラッシュバックのようによみがえるということだ。といっても、死んでしまった人間がそんなことを証言できるわけもないから、これは幸か不幸か死から生き返った人間たちがいっていることである。

人間誰しも穏やかに老い、尊厳の中で死を迎えたいと思うものだ。だが現実はなかなか厳しいものがある。日本人の寿命が延びて、80歳を超えて生きる人々が増えてきているのは無論喜ばしいことには違いないが、その人たちが余り不自由を感じず、楽しく生きているかというと、そうはいえないところがある。

ネット上の仮想空間 Second Life が急速に膨張している。フィリップ・ローズデール Philip Rosedale が2001年に立ち上げて以来、最初の数年間は緩やかな伸びで、2006年までの登録者は150万人だったものが、過去一年間に800万人、この2ヶ月間に200万人という具合に、加速度的に増加している。この調子だと2011年までに、世界中のインターネット利用者の5分の4、数にして16億人がSecond Lifeを利用するようになるだろうと予測されている。

女子の割礼

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男子に対する割礼は、ユダヤ人社会やイスラム教圏において、長い文化的背景と歴史を有している。それは宗教的な理由から、一種の通過儀礼としてなされてきたのだと思われる。恐らくユダヤ教が始原で、そこからアラブ社会に伝わったのではないか。

オーストラリアのテレビでは今、交通事故防止キャンペーンに流されているユニークな映像が話題を呼んでいる。スピードを上げて得意気な青年たちに向かって、女性たちが小指を突き出して揺らす仕草をみせ、「ペニスが小さいからって、スピードを出すもんじゃないわ」といっているシーンである。

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