ベルルスコーニの買春スキャンダルの相手として一躍有名になったモロッコ人女性カリマ・エル・マフルーグ(Karima El Mahroug)さん(上の写真:AFP提供)が、ベルルスコーニが主宰していたハーレムの様子を捜査当局に白状していたそうだ。このたびイタリアの新聞ラ・レプブリカ(La Repubblica)が、捜査当局からの特ダネ情報として、電子版に公表した。
それによれば、ベルルスコーニは大勢の女性を裸にして自分の周囲に侍らせ、性的な満足を追求していたという。この裸パーティはブンガブンガ(BungaBunga)とよばれ、なんでもリビアのカダフィ大佐から教えてもらったのだそうだ。その様子をマフルーグさんは次のように語っている。
「夕食を終えるとわたしたちは地下のホールへ行き、そこでブンガブンガが開かれた。ブンガブンガの間は女性はみんなずっと裸だった。女性たちはベルルスコーニ氏に気づいてもらおうとして、どんどん大胆に性的なことをするようになって、競争しているようにみえた」
マフルーグさん自身は一度も裸になったことはなく、またベルルスコーニと性交をしたこともないと主張しているそうだが、検察当局はそうは見ていない。来るべき公判の場でベルルスコーニの破廉恥な行為をあばいてやると意気込んでいる。
ブンガブンガを巡っては、これまでも噂話が流れていないわけではなかったが、詳細な目撃情報が伝えられたのはこれがはじめてだ。
しかし70歳を超えた老人がここまでやるかと、あきれかえる人もいれば、精力絶倫ぶりに感心する人もいるだろう。性欲はいくつになってもやっかいな衝動だ。
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