フラミンゴは大集団を形成し、さまざまな行動を共にすることに特徴があるが、繁殖も一斉に行うので、雛たちも一斉に生まれる。生まれたばかりのヒナは、このように色が白い。彼らの色が次第に赤くなるのは、エビなどの甲殻類を食べるおかげであり、そうしたものを食べないでいると、親鳥の色も白くなってしまう。だからフラミンゴを駆っている施設では、甲殻類を耐えさせないように気を使うそうだ。
ヒナたちが生まれた直後は、両親がつきっきりで守っているが、これくらいの大きさまで育つと、親たちはヒナの面倒を少数の若鳥に任せて、餌を取りに出かけてしまう。その間、ヒナたちは犬やジャッカルからの攻撃に耐えなければならない。
こんなにいっぱいあつまっていても、親鳥は自分のヒナをすぐに見分けるそうだ。(写真はナショナル・ジオグラフィックから)
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