カバンゴ・ザンベジ国際保護区(KAZA:Kavango Zambezi Transfrontier Conservation Area)は、アフリカのアンゴラ、ボツワナ、ナミビア、ザンビア、ジンバブエの五か国にまたがる世界最大の自然保護区だ。総面積はイタリアとほぼ同じ。昨年(2011年)関係国の合意に基づいて設定された。
区域内には、36カ所の国立公園、動物保護区、野生動物管理区域、ツーリズム区域が含まれ、世界自然保護基金(WWF)が技術、資金の両面から支援している。
アフリカ大陸に生息する象の半数にあたる32万5000頭がこの保護区内に生息するほか、様々な野生動物や600種以上の鳥類が生息。またヴィクトリアの滝のような雄大な自然もあり、今後エコ・ツーリズムの拠点としての発展が期待されている。(写真はナショナル・ジオグラフィックから)
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