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日々雑感




2007年5月27日

フラミンゴのゲイ・カップル

フラミンゴにもゲイのカップルがあるというので驚いた。しかもそのゲイのカップルが雌雄一対のフラミンゴのカップルから卵を奪い、雛をかえして育てているというから、二重の驚きだ。

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2007年6月 2日

カティ・サークの炎上

ロンドン旅行をした人には、グリニッジの船着場付近に係留された帆船カティ・サーク号を見た方も多いことだろう。海洋国家イギリスの全盛時代を象徴するものとして、今も英国民に親しまれている船だ。ウィスキーの銘柄にもなっている。その貴重な歴史的遺産が炎上したというニュースが人々を驚かせた。

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2007年6月 9日

バウハウス・ミュージアム:20世紀の知的空間

かつて20世紀初頭における世界の知的運動をリードしたバウハウス。そのワイマールとデッサウの校舎群が世界文化遺産に登録されたのは1996年のことであった。以来、長らく放置されてきたこれらの校舎群の修復作業が進められ、このたびバウハウス・ミュージアムとして一般公開される運びとなった。

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2007年6月17日

マウンテンゴリラの受難

先日、コンゴ民主共和国の東部にあるヴィルンガ国立公園内において、マウンテンゴリラの生後2ヶ月ほどの子どもが、死んだ母親にしがみついているところを、公園のレンジャーが発見した。

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2007年6月23日

コンドーム広告の微妙な一線

アメリカの大手コンドーム会社トロージャンが作成したコンドームのテレビ向け広告を、4大ネットワークの二つ、フォックスとCBSが拒否したというニュースが伝わり、大きな関心を呼んでいる。

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長寿世界一は男女とも日本人

日本はいまや世界一の長寿国だ。WHOの2006年版世界保健報告によれば、日本人の平均寿命は、女性86歳、男性79歳、総合で82歳、いづれの数字も国別順位で最高である。

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2007年6月24日

ロリコンサイトの摘発

ネット上に存在するアダルトサイトはすさまじい数に上る。何しろ性欲は人間の本性に根ざしたものだから、需要は限界をしらない。その数は無限大にむかって増え続けるばかりだろう。

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2007年7月 7日

猫の祖先:ワイルドキャットから飼い猫へ

現在地球上には6億匹の飼い猫 House Cat が暮らしているそうだ。(無論野良猫も数に含む)従来これらの猫たちの祖先はエジプトに発祥したのだろうと思われていた。しかし3年前にキプロス島で発見された猫の遺骸をめぐり、それがエジプト文明よりはるか以前に、トルコ経由でキプロス島に渡ってきたことが実証されて、この説は覆った。

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2007年7月 9日

スピード狂のペニス:オーストラリア人のウィット

オーストラリアのテレビでは今、交通事故防止キャンペーンに流されているユニークな映像が話題を呼んでいる。スピードを上げて得意気な青年たちに向かって、女性たちが小指を突き出して揺らす仕草をみせ、「ペニスが小さいからって、スピードを出すもんじゃないわ」といっているシーンである。

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2007年7月14日

和賀山塊のブナの巨樹と白神山地の思い出

先日NHKテレビが奥羽山地の一角に広がる和賀山塊の自然を紹介していた。日本一といわれるブナの巨樹や、ミズナラやクリの巨木など、日本の自然を彩る豊かな山林の映像を目にして、筆者は数年前に訪れた白神山地のブナの森を思い出し、懐かしい気分になった。

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2007年7月16日

女子の割礼

男子に対する割礼は、ユダヤ人社会やイスラム教圏において、長い文化的背景と歴史を有している。それは宗教的な理由から、一種の通過儀礼としてなされてきたのだと思われる。恐らくユダヤ教が始原で、そこからアラブ社会に伝わったのではないか。

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2007年7月21日

人イヌにあう:犬の家畜化

先日は、ワイルドキャットからハウスキャットへの猫の進化について考察した。結論は、今日地球上に生きるすべての猫は、ほぼ1万年前の中東にいたわずか5匹のワイルドキャットから生まれてきたのだということだった。そこで犬のほうはどうなのだろうと、もう一つの人間の友に関心が向くのは自然の勢いだろう。

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2007年8月 4日

人の死を予感する猫の話

アメリカロードアイランド州のある医療施設には、不思議な能力を持った猫がいるそうだ。その猫は患者の死期が近付くと、決まってその患者のもとに現れ、患者の死を見取るというのである。だから逆に、その猫がやってくると、担当の医療スタッフは患者の死が差し迫っていることを予想し、臨終の準備をするのだそうである。

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2007年8月 7日

ネット上の仮想世界 Second Life

ネット上の仮想空間 Second Life が急速に膨張している。フィリップ・ローズデール Philip Rosedale が2001年に立ち上げて以来、最初の数年間は緩やかな伸びで、2006年までの登録者は150万人だったものが、過去一年間に800万人、この2ヶ月間に200万人という具合に、加速度的に増加している。この調子だと2011年までに、世界中のインターネット利用者の5分の4、数にして16億人がSecond Lifeを利用するようになるだろうと予測されている。

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2007年8月 9日

バリー・ボンズの歴史的ホームラン

2007年8月7日(火)夜、サンフランシスコ・ジャイアンツのスラッガー、バリー・ボンズ(43)が大リーグのホームラン記録を塗り替える歴史的な一発を放った。1976年にハンク・アーロンが記録した755本という数字を、31年ぶりに更新したのだ。

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2007年8月14日

揚子江イルカ・バイジの絶滅

「揚子江の女神」として親しまれてきた揚子江イルカ、別名バイジ(白暨)が、どうも絶滅したらしい。チューリッヒに本拠を置くバイジ研究財団が、1997年に調査した時点で既に14頭まで激減しているのが確認されていたが、昨年12月の調査では、3500キロにわたる流域に一頭も発見できなかった。この結果を踏まえて、財団代表のプフルーガー氏が、このたび絶滅宣言を出したのである。

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2007年8月25日

人生の終末期をどう生きる

人間誰しも穏やかに老い、尊厳の中で死を迎えたいと思うものだ。だが現実はなかなか厳しいものがある。日本人の寿命が延びて、80歳を超えて生きる人々が増えてきているのは無論喜ばしいことには違いないが、その人たちが余り不自由を感じず、楽しく生きているかというと、そうはいえないところがある。

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カラスは利口な生き物

カラスの知能が高いことは良く知られている。日本に生息するカラスはハシブトガラスがもっとも多く、それにハシボソガラスが続くが、どちらも利口な生き物である。ヨーロッパやアメリカではワタリガラスが多いようだが、これも非常に利口らしい。

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2007年9月 1日

空中を落下する男たちの話

まさに死なんとする瞬間、その人のまぶたの裏には、歩んできた人生がフラッシュバックのようによみがえるということだ。といっても、死んでしまった人間がそんなことを証言できるわけもないから、これは幸か不幸か死から生き返った人間たちがいっていることである。

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2007年9月18日

木曽駒と夜明け前の旅

老いて猶仲が良く、気が置けない友達は何者にも代えがたいものだ。ましてそんな友達と小さな旅に出かけ、温泉につかり杯を酌み交わす、これほど幸福な時間があるだろうか。

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