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風が東寄りに吹いてるときは When the wind lies in the east :マザーグース


風が東から吹いてるときは When the wind lies in the east (マザーグースの歌:壺齋散人訳)

  風が東寄りに吹いてるときは
  人にも獣にもいいことがない
  風が北寄りに吹いてるときは
  腕利きの漁師も漁をしない
  風が南寄りに吹いてるときは
  魚でさえ餌を吹き飛ばされる
  風が西寄りに吹いてるときは
  誰にとっても万々歳

風の方向がひとびとにどんな作用を及ぼすか、子どもたちに教える歌なのでしょう。イギリスは日本と違って、東風は荒々しく、西風が穏やかなのです。


When the wind lies in the east – Mother Goose Nursery Rhymes

  When the wind lies in the east,
  'Tis neither good for man nor beast;
  When the wind lies in the north,
  The skilful fisher goes not forth;
  When the wind lies in the south,
  It blows the bait in fishes' mouths;
  When the wind lies in the west,
  Then 'tis at the very best.


関連リンク: マザーグースの歌

  • ウィリアム・ブレイク詩集

  • シェイクスピア

  • パーシー・B・シェリー

  • ウィリアム・ワーズワース

  • ロバート・バーンズ Robert Burns

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  • フランス文学と詩の世界





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