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僕たち、わたしたち Boys and girls :マザーグース


僕たち、わたしたち Boys and girls come out to play(マザーグースの歌:壺齋散人訳)

  僕たちもわたしたちも外へ出て遊ぼう
  月の光が昼間のように明るいよ
  大きな輪っかや小さな輪っかを
  元気いっぱい転がして遊ぼう
  食べたり寝てたりしてるより
  友達と遊ぶほうが楽しいよ
  はしごを上ったり塀から飛んだり
  おなかがすいたらパンを食べよう
  でもパンがなくなったらどうしよう?
  そのときにはまた働いて稼ぐんだ

昔のイギリスの子どもたちは、昼の間は家の手伝いをしたり、忙しく働かなければなりませんでしたので、遊ぶ時間は夜しかありませんでした。夜にはご飯を食べなければなりませんし、寝る時間も必要です。でもそんな時間を工夫して、みんなで一緒に、楽しく遊ぼう。この歌はそう呼びかけているのです。


Boys and girls come out to play – Mother Goose Nursery Rhymes

  Boys and girls come out to play,
  The moon does shine as bright as day;
  Come with a hoop, and come with a call,
  Come with a good will or not at all.
  Loose your supper, and loose your sleep,
  Come to your playfellows in the street;
  Up the ladder and down the wall.
  A halfpenny loaf will serve us all.
  But when the loaf is gone, what will you do?
  Those who would eat must work - 'tis true.


関連リンク: マザーグースの歌

  • 英詩と英文学

  • ウィリアム・ブレイク詩集

  • シェイクスピア

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