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小人の亭主 I had a little husband :マザーグース


小人の亭主 I had a little husband(マザーグースの歌:壺齋散人訳)

  わたしの亭主は小人なのさ
  わたしの親指ほどもない
  コップの中に住んでいて
  太鼓を叩いて遊んでいるのさ
  小さな鼻をぬぐうには
  布の切れ端で十分なのさ
  ストッキングをとめるのも
  ちっぽけなガーターで十分なのさ

小人の亭主を歌ったこの歌は、アーサー王伝説に出てくる小人の騎士トム・サムのことを参考にしているようです。トム・サムは魚に飲み込まれた後もずっと生き続け、アーサー王がその魚の腹を割いたときに、外に飛び出てきたといいます。


I had a little husband

  I had a little husband
  no bigger than my thumb,
  I put him in a pint pot,
  and there I bid him drum;
  I bought a little handkerchief
  to wipe his little nose,
  And a pair of little garters
  to tie his little hose.


関連リンク: マザーグースの歌

  • 英詩と英文学

  • ウィリアム・ブレイク詩集

  • シェイクスピア





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