写真はハミングバード(Hummingbird)の飛翔シーンを連続撮影したもの。映っているのは本物の鳥ではない。偵察用の小型マシーンとして開発されたものだ。遠隔操作によって空を飛ぶこのマシーンは、小さく軽いことを武器にしてどんなところにももぐり込んでいき、貴重な情報を持ち帰る究極のスパイマシーンだ。
ハミングバードは英語では鳴き声から連想してついた名前だ。日本語ではハチドリといわれる。形がミツバチに似ているからだ。
外見上はとてもかわいい生き物のように見えるが、実はもっとも危険な使命でも確実に果してくれる頼もしいスパイになるというわけだ。
これを開発したのはカリフォルニアに本拠を置くAeroVironment 。TIMEの最新号が特集した50の発明シリーズを代表して、雑誌のカバーを飾った。
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