動物写真・生命讃歌


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ハチドリの仲間は鳥の中でももっとも小さいことで知られる。マメハチドリに至っては、全長が6cm、体重は2gしかない。ブンブンと蜂のような音をたてて、ホバリングしながら、花の蜜を吸う。その姿や習性が蜂によく似ているため、ハチドリと名付けられたわけだ。英語ではハミング・バードという。

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先日、南米エクアドルのジャングルで発見された新種のアマガエルがイギリスのチャールズ皇太子に進呈されたうえ、その名も「チャールズ皇太子アマガエル」と命名され、チャールズ皇太子は得意満面だったそうだ。

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写真(ハフィントン・ポストから)は、クマが木から落下する瞬間を写したもの。まさに絶妙のタイミングをとらえている。同じポストには、このシーンを写したヴィデオも投稿されているが、それを見ても、クマが落ちる様子は、そんなに明瞭には映っていない。とにかく、ラッキーなショットだといえる。

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2006年以降深刻化していたミツバチの大量消滅現象について、これまで様々な原因が推測されてきたが、最も蓋然性の高いのは農薬(殺虫剤)だとする研究が、最近相次いで公表された。その概要を、ニューヨーカーの記事が伝えている。Silent Hives Posted by Elizabeth Kolber

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ホッキョクグマは、いまから約15万年前に、ヒグマと共通の祖先から分かれて出現したとされてきたが、新たな研究の結果、ホッキョクグマの出現は60万年前だったことがわかった。

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カバンゴ・ザンベジ国際保護区(KAZA:Kavango Zambezi Transfrontier Conservation Area)は、アフリカのアンゴラ、ボツワナ、ナミビア、ザンビア、ジンバブエの五か国にまたがる世界最大の自然保護区だ。総面積はイタリアとほぼ同じ。昨年(2011年)関係国の合意に基づいて設定された。

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フラミンゴは大集団を形成し、さまざまな行動を共にすることに特徴があるが、繁殖も一斉に行うので、雛たちも一斉に生まれる。生まれたばかりのヒナは、このように色が白い。彼らの色が次第に赤くなるのは、エビなどの甲殻類を食べるおかげであり、そうしたものを食べないでいると、親鳥の色も白くなってしまう。だからフラミンゴを駆っている施設では、甲殻類を耐えさせないように気を使うそうだ。

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ダイオウホオズキイカは、ダイオウイカと並んで無脊椎動物の中で最大の大きさを誇る。全長は12~14メートルにもなるが、体長はともかく目玉の大きさも度肝を抜く。直径27センチの個体もあったというから、それこそサッカーボールのような大きさだ。

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トビウオは世界中の温帯の海に分布し、50種類ほどが確認されている。そのうち日本近海には30種類が生息している。伊豆諸島ではこれをとらえて「くさや」という保存食にしているが、匂いが強烈なため、好き嫌いが分かれる。筆者などは大好物のひとつだ。

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このグロテスクな生き物は、アナゴのようにも見えるが、ラブカ(Frilled Shark)というサメの仲間だ。普段は海面下1500メートルまでの深海底に生息しているので、人間とはめったに鉢合わせしない。

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写真(ナショナル・ジオグラフィックから)のヘビはブラックマンバ(Black Mamba)、南アフリカから東アフリカのサバンナ地帯に生息するヘビだ。コブラの仲間で、その毒の強さは最大級のもの、もしあなたがこいつに噛まれたら、対抗力のある血清を速やかに注射しない限り、20分以内には確実に死ぬとされる、超猛毒ヘビだ。

猛禽類の表情

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写真(The Guardianから)は、猛禽類の鳥(鷹と思われる)が鶏を飲みこんだした瞬間をとらえたもの。イギリスの素人写真家ネーザン・デーヴィスさんが、根気よく待ち続けていた果ての、一瞬のシャッターチャンスを生かした成果だ。

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写真にある蛙は、英語でBig-eyed Tree FrogとかPeacock Tree Frogとか呼ばれている種だ。日本語での正式な名称がないようなので、とりあえず「でか目蛙」と呼んでおく。

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接吻しあっているのはゾウアザラシの子どもたち。恐らく兄弟と思われるこの二頭は、親に捨てられたところを人間に保護されたという。ゾウアザラシの子どもはホオジロザメの大好物というから、そのままだったら今頃は食われていたかもしれない。

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オーストラリアのグレートバリア・リーフで、サメがサメを丸呑みしているシーンが撮影された。上の写真(ナショナル・ジオグラフィック)がそれで、アラフラオオセ(Carpet Shark)がイヌザメ(Bamboo Shark)を呑み込んでいるところ。

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正面から大アップで写ったこの顔の主は、サイチョウの兄弟分ジサイチョウ。サイチョウ同様頭にこぶがあり、角のように大きなくちばしをもつが、サイチョウが樹上生活を営んでいるのに対して、ジサイチョウは地上生活をする。英語で Ground Hornbill と呼ばれる所以だ。

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この冬、アメリカの太平洋岸から中部の草原地帯を経て東海岸に至るまで、シロフクロウ(Snowy Owl)の大規模な群が各地で観察され、バードウォッチャーたちを興奮させているそうだ。シロフクロウが越冬のためにアメリカ諸州まで南下する習性を持っていることはこれまでにも確認されていたことだったが、今年は少し様子が違う。何百何千と云う個体がアメリカにやってきたのだ。

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あんこうといえば、鍋物とあんきも、ちょうど今頃の冬の味覚だ。我々が食しているそのあんこうが、どれもみなメスであることは普段あまり気にはしていない。ところがものの本に当たると、あんこうのオスというのは、我々人間様の目に触れることはまずないのだそうだ。というのも、あんこうのオスはメスに寄生し、心も形もメスと一体化してしまうというのだ。

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ホッキョクグマは春先に交尾をし、冬の最中に出産するのが普通なので、母親は氷の中に穴を掘って小さな空間を作り、そこに子供を産む。一時に複数の子どもが生まれ、彼らあるいは彼女らは、このように小部屋の中で身を寄り添いあって、春の訪れを待つわけだ。

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アフリカの湖沼や湿地帯でアメリカザリガニ(Crayfish)が大繁殖し、小魚、魚卵、軟体動物、甲殻類、水生植物を食い荒らし、このままでは、ヴィクトリア、タンガニーカ、マラウィなどの湖において、既存の生態系が大きく崩れる恐れがでてきたと、ナショナル・ジオグラフィックの記事が警告している。Cajun Crayfish Invading Africa, Eating Native Species

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