動物写真・生命讃歌


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上の写真(ロイター提供)はハロウィーンにあわせて行われた行事の一齣。アメリカ各地ではこの時期、人間だけではなく動物にも仮装させて、その奇想さを競う行事が行われている。これはマイアミ郊外のベルミード Belle Mead で行われたAnnual Halloween dog parade の模様だ。

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札幌の中心部にエゾシカが出現し、市街地を猛スピードで走り回って、道行く人を驚かせたそうだ。(上の写真:毎日新聞提供、和田浩幸撮影)

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上の写真(ロイター提供)は、ニューヨークで行われた犬のファッション・ショーの一齣だ。バレリーナに扮してポーズをとっているのはチワワ犬のココ・ベラ、なかなかどうして、エレガントだ。この他数十匹の犬が、10月18日にマディソン・スクェアの会場にかけつけ、それぞれ自慢のファッションを披露したそうだ。

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上の写真(AP提供)は、サンフランシスコ動物園のチンパンジー。彼が遊んでいるのはハロウィーンのお化けカボチャだ。キスしているように見えるがそうではない。カボチャのまわりに塗りつけられている甘いゼリーを嘗めているのだ。

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上の写真(ナショナルジオグラフィック提供)は海中からジャンプしたホオジロザメを水面のレベルから捉えたものだ。大きく開いた口が見るものに恐怖感を与える。

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ハロウィーンといえばジャック・オー・ランタン Jack-o'-lantern といわれるカボチャのお化けがつきものだ。オレンジ色の大きなカボチャをくりぬき、それに目や口の穴を開けて、中から火をともすと、まるでお化けの顔のようになる。アングロ・サクソン圏の国々では毎年の十月、このお化けを作るためにカボチャが飛ぶように売れる。

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犬にもオリンピックがあるそうだ。といっても人間のオリンピックのように、世界中の都市が四年ごとにカワリバンコに主催するというのではなく、アメリカ・ミズーリ州の農場で、1998年以来毎年秋に行われている。その名を Incredible Dog Challenge という。

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今年(2009年)8月18日に、中国西安市南部郊外にある陝西省希少野生動物救護飼育研究センターで生まれた双子の赤ちゃんパンダが生後1ヶ月になるというので、その元気な様子を、新華社が写真を公開して伝えている。(上の写真:新華社電)

ホッケのひらきは安くてうまいというので、いまでは庶民の食卓に欠かせないものになった。筆者の家の食卓にもたまに出てくるし、家族はみなうまそうに食っている。だが筆者にはあまりありがたくない。決して嫌いなわけではないが、うまいとも思わないのだ。

1980年代に、台湾や沖縄諸島から本州へ渡り飛ぶ蝶のいることが確認されて、大きな話題となったことがあった。アサギマダラという大型の蝶で、もともと本州でも確認されていたものだが、それが1000キロ以上もの距離を飛んで、南西諸島から本州へと渡っていることは意外な発見だった。

渡り鳥は季節ごとに長い距離を飛行して、子育てや餌の確保に努めているものだが、中でもシギの類は長距離を休みなく一気に飛ぶことで知られている。

ライオンは少数のオスを中心にして多数のメスとその子供たちが集団を作って生息している。群れの中でのオスの権威は絶対で、メスたちは自分たちの力でしとめた餌をまずオスにささげる。だからライオンの社会は、人間社会のハーレムによく喩えられてきた。

人間に最も近い種であるチンパンジーについて、その行動特性や知的能力が明らかになってきたのは、つい最近のことに属する。そこには科学者たちによる、辛抱強い調査活動があった。中でも意義が高いとされるのは、ジェーン・グドール女史による個体の知能の研究と、京都大学の研究グループによる、集団の行動様式の研究だ。

売春は人類の歴史上もっとも古い職業の一つである。それはまた、人類にのみ見られるものだと考えられてきた。売春とは経済的な対価と引き換えに性的交渉をすることを意味し、そこには未来の確実性に対する予測や、ギヴ・アンド・テイクに関する比較考量といった精神的な過程が介在する。したがって高度な知性を備えるに至った我々人類の祖先にして、始めて行い得た行為と考えられてきたのである。

カラスの知能が高いことは良く知られている。日本に生息するカラスはハシブトガラスがもっとも多く、それにハシボソガラスが続くが、どちらも利口な生き物である。ヨーロッパやアメリカではワタリガラスが多いようだが、これも非常に利口らしい。

「揚子江の女神」として親しまれてきた揚子江イルカ、別名バイジ(白暨)が、どうも絶滅したらしい。チューリッヒに本拠を置くバイジ研究財団が、1997年に調査した時点で既に14頭まで激減しているのが確認されていたが、昨年12月の調査では、3500キロにわたる流域に一頭も発見できなかった。この結果を踏まえて、財団代表のプフルーガー氏が、このたび絶滅宣言を出したのである。

アメリカロードアイランド州のある医療施設には、不思議な能力を持った猫がいるそうだ。その猫は患者の死期が近付くと、決まってその患者のもとに現れ、患者の死を見取るというのである。だから逆に、その猫がやってくると、担当の医療スタッフは患者の死が差し迫っていることを予想し、臨終の準備をするのだそうである。

先日は、ワイルドキャットからハウスキャットへの猫の進化について考察した。結論は、今日地球上に生きるすべての猫は、ほぼ1万年前の中東にいたわずか5匹のワイルドキャットから生まれてきたのだということだった。そこで犬のほうはどうなのだろうと、もう一つの人間の友に関心が向くのは自然の勢いだろう。

現在地球上には6億匹の飼い猫 House Cat が暮らしているそうだ。(無論野良猫も数に含む)従来これらの猫たちの祖先はエジプトに発祥したのだろうと思われていた。しかし3年前にキプロス島で発見された猫の遺骸をめぐり、それがエジプト文明よりはるか以前に、トルコ経由でキプロス島に渡ってきたことが実証されて、この説は覆った。

先日、コンゴ民主共和国の東部にあるヴィルンガ国立公園内において、マウンテンゴリラの生後2ヶ月ほどの子どもが、死んだ母親にしがみついているところを、公園のレンジャーが発見した。

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