佐倉連隊にみる戦争の時代
この夏、千葉県佐倉市にある国立歴史民俗博物館で「佐倉連隊にみる戦争の時代」と題した企画展が催された。筆者は少年時代を佐倉で過ごし、今でも両親の墓が佐倉にあることから、しばしば佐倉を訪れるが、そんな折にこの展示のあることを知り、立ち寄ってみた。
この夏、千葉県佐倉市にある国立歴史民俗博物館で「佐倉連隊にみる戦争の時代」と題した企画展が催された。筆者は少年時代を佐倉で過ごし、今でも両親の墓が佐倉にあることから、しばしば佐倉を訪れるが、そんな折にこの展示のあることを知り、立ち寄ってみた。
筆者には、学生時代から仲良くしている友人が何人かいて、そのうちの3人とは、毎年の秋、小旅行を楽しんできた。ドライブ好きな男がいるので、運転は彼に任せて、残りの3人は車の中でのんびりと過ごすのである。そんな我々が、去年、今年と2年続けて会津を旅した。昨年は、土湯に一泊して、福島から会津に回り、今年は、母成峠近くの中ノ沢温泉に一泊して会津盆地をドライブした。
アツモリソウ(敦盛草)は、本州の亜高山地帯や寒冷地に自生するラン科の多年草である。野生のランの中では、一段と大きな花を咲かせ、野生ランの王者といわれている。しかしかえってそのことが徒となって盗掘が絶えず、いまでは絶滅が心配されるほどに減ってしまった。それ故、幻の花ともいわれている。
プロ野球では、昨年のロッテ・オリオンズに続いて、今年も外国人監督の率いる球団日本ハム・ファイターズが優勝した。球団にとっては、実に44年ぶりの日本一ということだ。北海道に移転して4年目、いまではすっかり地元に溶け込み、北海道の人々の熱い応援に答えての優勝だった。
吉田拓郎といっても、今時の若い人たちにはぴんとこないかもしれない。1970年代の前半に活躍したミュージシャンで、日本のシンガーソングライターの草分けとされる男だ。比較的若くして表舞台を去ってしまったので、大方忘れられたと同様の存在だったが、中高年層を中心に、いまだに根強いファンを持っている。
大人が子どもをどう育てるか、それは民族の根幹をなすことである。また、子どもが大人たちの築き上げた世界をどう受容するか、それは民族の行く末を方向づけるもとである。子どもは小さな大人ではない。彼らは無限の可能性をたたえた器であり、民族の、ひいては宇宙の鏡である。
和歌山県岩橋千塚山古墳群(前方後円墳)の遺蹟の中から、6世紀前半のものと見られる双面の埴輪の顔が見つかった。数年前の発掘作業の過程で出土した埴輪の断片を復元しているうちに、現れてきたという。頭部と首からなり、高さは19センチほど、新聞に掲載された写真でその表情をみると、素朴ななかにも力強い印象が伝わってきて、古代人の想像力が思いやられる。
世が平成と改元してよりこのかた、日本の国は少しずつ調子がおかしくなってきたように思えるのだが、最近に至っては、すっかり狂ってしまったように見える。狂いは様々な方面に見られるのであるが、特に労働をめぐる環境に著しい。ワーキング・プアと呼ばれる人々の大量の出現は、その最たるものである。
若者もすなるブログといふものを、翁もしてみんとてするなり
先日、NHKの特集番組が、極地に生きる動物たちの姿を追跡していた。その中で特に印象深かったのは、北極圏の白熊と、南極のペンギンたちだった。
絞首刑の最中に首がちぎれ飛ぶこともあると聞き、驚いた。イラクで起きたことだ。昨年暮のサダム・フセインの処刑に続き、昨日(1月15日)は更に二人、前政権時代の高官が絞首刑に付されたが、その際、サダム・フセインの異父弟で秘密警察長官だったバルザン・イブラヒムの首が、吊るされた直後にちぎれ、頭部と胴体が分離してしまったというのである。
男にも更年期障害というものがあるらしい。女の場合のようなドラスチックな身体的変化という形では現れないが、やはり50を過ぎた頃より、心身にわたり著しい機能低下に悩む男は多く、性欲の減退、勃起不全、消耗感、甚だしきはうつ状態といった症状が現れる。従来は加齢のせいと思われていたこれらの症状が、実は男性ホルモンの失調によるものだと、最近の研究で徐々にわかってきたらしいのである。
配偶者を持たないアメリカ人女性の割合が、2005年には既に51パーセントに達していたとの、人口センサスの分析結果が先日発表された。1950年には35パーセント、2000年には49パーセントだったから、女性の単身者が急速かつ確実に拡大していることを物語っている。
昨年の11月、ロシア人でもとKGB工作員アレクサンドル・リトヴィネンコ氏が、ロンドンの病院で不可解な死に方をしたことは記憶に新しい。氏はチェチェンへのプーチン政権の介入を告発してことで、かねてよりプーチンから目の敵にされていたため、その変死は様々な憶測を呼んだ。
先日、ロシア社会の閉塞的状況を分析したマイケル・スペクターの記事を取り上げた際、女性ジャーナリスト、アンナ・ポリトコフスカヤの暗殺に強い衝撃を受けた。その時点での筆者は、この女性ジャーナリストについて知識を有していなかった。そこで改めて調べてみたところ、インターネット上に、タイムやガーディアンなど西側のメディアによる取材記事を散見した。ここではそれらをもとに、筆者なりのアンナ・ポリトコフスカヤ像を纏めてみた。
アメリカではいま、老人たちを対象にした性教育が盛んになっているそうだ。(老人にも安全なセックスを)
日本人が馬肉を食うようになったのは何時の頃からだろうか。古い記録が見当たらないのでよくはわからないが、信州の伊那地方や会津など馬の産地では、400年程前から食っていたらしい。東京の庶民についていえば、明治以降馬肉を食う慣習が広まったようだ。明治時代の浅草界隈には、馬肉を売る店が何軒もあったという。
日本ほどではないかもしれぬが、西ヨーロッパ諸国でも、世俗化というか脱宗教化というか、教会離れの現象が進み、かつてのように教会に足を運ぶ人々はめっきり減ってしまったという。これに伴い、使われることのなくなった教会建築が数多く現れ、それらをどうするかが、ひとつの社会問題となっているらしい。
先稿「クレムリン株式会社」のなかで、プーチン政権下の最近のロシア経済の好況ぶりについて触れた。この好況を支えているのは、石油や天然ガスなどの地下資源だ。ソ連時代とは異なり、ロシア政府は民間企業に活動の自由を与えているので、民間人の中から企業家が輩出し、億万長者も出現するようになった。一昔前には考えられなかったことだ。
中東のアラブ人たちにとって、結婚は人生の最大関心事であり続けてきた。アラブ世界においては、男は結婚して家庭を持つことによって、始めて一人前と認知される。独身の男は、いくつになっても一人前とはみなされず、社会的・経済的な不利益を被りやすいという。
世界中の産業活動が排出する二酸化炭素によって、地球の温暖化が進んでいることは、近年になって危機感をもって論じられるようになった。また我々普通の人間でも、頻発する気象の異常やその結果としての災害の多発に接して、問題の深刻さをようやく気づくようになった。
当ブログではこれまでに、日本のワーキング・プア、アメリカの階層格差、アラブ世界の若者の結婚難などを取り上げてきた。これら格差の問題は、いづれも社会の隙間に生じた病理現象だが、放置しておくと国の未来を危うくする、厄介な問題である。
アメリカの2月から3月にかけてはアーモンドの開花シーズンだ。桜に似た花を咲かせ、夏には実がなる。アメリカ人が最も好む木の実の一つだ。この実をならせるための受粉の作業には、蜜蜂が大いに活躍する。今では、商業用のアーモンドの殆どが蜜蜂の世話によって、受粉するのだという。ところが今年、その蜜蜂たちが大量に消えているというニュースが全米を賑わせた。
アメリカ人の夫婦仲のよさは世界中に知れわたっている。可能な限り行動をともにし、寝るときも一緒だ。マスターベッドルームとそこに置かれた大きなダブルベッドは、アメリカの最もアメリカらしいライフスタイルとして、日本を含め世界中の進歩的な男女の模範となってきた。
ガブリエル・ガルシア・マルケスはフィデル・カストロの親しい友人として知られている。「百年の孤独」と並ぶ彼の代表作「族長の秋」は、カストロのイメージに満ちているともいわれる。
日本家族計画協会が、先週ショッキングな報告を発表した。16歳から49歳までの男女を対象にアンケート調査を実施したところ、最近一ケ月以上セックスしたことがない者が39.7パーセントもあったというのだ。結婚している男女でさえ、34.6パーセントもあるという。一月以上セックスしない者は、一年間セックスしない可能性も高いから、この数字は非常に深刻な意味を持っている。
人類学者たちは、骨の化石を頼りに人類の進化を推測してきた。その結果わかったことを、聖書の表現を用いてあらわすと、チンパンジーと人類の共通の親から、まずアウストラロピテクスが生まれ、アウストラロピテクスはホモ・ハビリスを生み、ホモ・ハビリスはホモ・エレクトゥスを生み、ホモ・エレクトゥスから我々の直接の祖先たるホモ・サピエンスが生まれた。
先稿「遺伝子が語る人類の進化」において、我々現代の地球人の直接の祖先は、89,000年前のアフリカの草原に、少なくとも4,000人いたということを確認した。彼らが言語を話していたか、その前提としてシンボルを操る高度な精神的能力を有していたかについては、詳細はわかっていない。だがその可能性は高いと思われる。