日々雑感


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写真はハミングバード(Hummingbird)の飛翔シーンを連続撮影したもの。映っているのは本物の鳥ではない。偵察用の小型マシーンとして開発されたものだ。遠隔操作によって空を飛ぶこのマシーンは、小さく軽いことを武器にしてどんなところにももぐり込んでいき、貴重な情報を持ち帰る究極のスパイマシーンだ。

明日11月9日から11月16日までの8日間、筆者は中国江南地方に旅行します。その期間中、当ブログを一時休止しますので、読者各位におかれましては、よろしくご了解願います。

この日は四十年に及ぶ勤め人生活を卒業して初めて迎ふる日なり。一日の様子を日記にしたたむること例の如し。次のとほりなり。

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ゴッホは37歳のときにパリ近郊のオヴェール・シュル・オワーズ(Auvers sur Oise)の小麦畑でスケッチをしている最中、拳銃で自分の胸を撃って自殺したということにされてきた。ゴッホ自身が死の床でそう語ったというのが有力な根拠だ。だが自殺にしては不自然なことが多い。弾痕の角度、用いた拳銃やスケッチ道具が発見されなかったことなど。そこで他殺説もささやかれてはいたのだが、このたび他殺を裏付ける有力な証拠が提出された。

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今年のノーベル平和賞は三人の女性に与えられた。リベリア大統領エレン・サーリーフ女史、同じくリベリアの平和活動家リーマ・ボウイー女史、そしてアラブの春運動を導いてきたイエメンの人権活動家タワックル・カルマン女史だ。

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革新的な発明家であり、かつ創造的な経営者であったスティーヴ・ジョブス(Steve Jobs)氏が、56歳にしてすい臓がんで死んだ。世界中のメディアは彼の死を惜しむ記事で溢れている。一企業家の死がこんなにも大きな関心を集めたことはかつてなかったことだ。

フランス語で未婚の女性をさしてつかう「マドモワゼル(Mademoiselle)」という敬称が女性を差別しており我慢できないと、フランス国内のフェニミスト・グループが、撲滅に向けて立ち上がったということだ。

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宮崎県の深い山奥に今でも焼畑を行っている人がいるという。椎葉クニ子さんといって、87歳の女性がひとりで焼畑の伝統を守っているのだそうだ。その様子を紹介したNHKの番組を見て、筆者はいたく感動した。題して「クニ子おばばと不思議の森」

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今年は台風の当たり年だ。12号に続いて15号が日本列島を直撃、九州から東北にかけ死者・不明が17人に上るなど広い範囲で災害をもたらした。

韓流バブル

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韓流バブルという言葉が流通するほど、韓国文化の日本への浸透ぶりには目を見張るものがある。先日東京お台場のフジテレビ前で「韓流ゴリオシやめろ」と叫ぶ「反韓流デモ」が数千人規模で行われたという記事を読んだりすると、いかに韓流バブルに勢いがあるか思い知らされるというものだ。

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台風12号は、四国。中国を横断して日本海に抜けた後も、勢力の強い温帯低気圧として北海道にも大雨を降らすなど、ほぼ一週間の長きにわたって、日本列島の各地に甚大な被害をもたらした。死者・不明者は106人にのぼり、同99人を出した平成4年の台風23号を上回り、平成に入って最悪の記録となった。

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9月2日から4日にかけて吹き荒れた台風12号は、各地で大きな災害をもたらした。この記事を書いている今の時点(9月5日朝)でのネット上の報道では、死者24人、不明54人となっている。最も被害の大きかったのは和歌山県で、11人が死亡、29人が行方不明とある。

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上の写真(AP)は、ナショナル・ジオグラフィックのThe Best of August に選ばれたもの。The Disappearing Act と題したこの作品は、中国の透明人間アーチストとして知られる劉勃麟(Liu Bolin)が制作したものを写したものだ。プラスティック容器を並べた棚の前に劉勃麟さん自身が立っているが、服の部分にもプラスティック容器を書き込むことで背景に溶け込み、あたかも透明人間であるように見える。

銭塘江の海嘯

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アマゾンのポロロッカと並んで大規模な海嘯で知られるのが中国の銭塘江。毎年十五夜の頃に、杭州を流れる銭塘江の河口に、高さ3メートルにもなる大波が、川を大逆流する。地元の人々は月餅を食べながら、この眺めを見るのが、古くからの習わしだった。

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上の写真(Guardian から)は、来週発刊予定のファッション雑誌 Garage の表紙を飾るものだ。若い女性の下腹部の上に蝶の形のシールが貼られていて、"Peel slowly and see," と添書きがされている。指示通りシールを剥がすと、その下には、きれいにシェーブされた女性の陰部に、蝶のタトゥーが施されているのが見えるという工夫だ。

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セサミストリートのキャラクターの中で、アーニーとバートはどうもゲイ・カップルのようだ。番組では彼らがゲイだなんて一言も触れていないが、彼らの雰囲気から自然とそう受け取れる。そこで視聴者の中から、彼らを堂々と結婚させてやるべきだとの意見が持ち上がってきた。彼らが暮らすニューヨークで、同性結婚が合法化された事態を踏まえての動きだ。

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広島の原爆体験を描いた漫画「はだしのゲン」の作者中沢啓治さんが、平和祈念式典にはじめて参加したと聞いて、筆者はちょっぴり驚いた。中沢さんは子供の時に広島で被爆し、その時のことを漫画という形で広く世界に訴えてきた人だ。筆者も中沢さんの漫画を通して、被曝の悲惨な実態の一端を知ることができた。だから中沢さんは当然、毎年行われる記念式典にも何らかのかたちでかかわり合ってきたのだろうと、勝手に思い込んでいたのだった。

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霧の摩周湖といわれるように、摩周湖は年間100日以上も霧に覆われる日本有数の霧の名所だ。多彩な霧の中でも、滝霧といわれる霧は、分厚い雲のような形状の霧が、周囲の断崖から滝のようになって水面に落ちる。そのさまがまるでナイアガラの滝を見ているようだと、誰もが感心する。しかしこの滝霧は年に数回しか見られないことから、幻の霧とも言われている。その霧がどのようにして生まれるのか、NHKスペシャルが追跡報道した。題して「幻の滝 摩周湖 神秘の夏」

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東京スカイツリーが634メートルまで立ち上がったのは3月18日のこと、その一週間前の3月11日にはあの大地震が起きた。その日は、スカイツリーの建設にとって最大の山場、建築家の間でクリティカル・ポイントと呼ばれるところにあたっていた。何か大きな不具合がここで生じれば、スタート台に引き返さざるを得なくなるほど、重大な局面だった。その重大な局面を現場の技術者たちは何とか乗り切って、3月18日の立ち上げの成功につなげた。その戦いぶりを、NHKスペシャルが追跡していた。題して「東京スカイツリー:世界最難関への挑戦」

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静態保存されていた蒸気機関車のうち比較的保存状態の良いものを選んで機能を復活させ、鉄路の上を再び走らせようという壮大な試みが成功した。その復活劇の一部始終を、NHKが山田洋二監督とともに追跡した記録を、放映した。題して「復活――山田洋二SLを語る」

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