旅とグルメ


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NHKが尾瀬を紹介する番組を放送した(奇跡の湿原 尾瀬)。先日例の仲良しの熟女たちと尾瀬を散策したばかりで、その雄大な光景がいまだ瞼の奥に焼き付いていた筆者は、半ばは懐かしさから、半ばは知識欲から、画面に見入った次第だった。

先日紀伊半島への旅を共にしたあひるの仲間たちと、暑気払いをかねて飲み会を催した。場所は以前使ったことがある新宿西口の飲み屋「三代目網元」だ。

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このたびの旅行は旅館に一泊したとあって、話す時間はたっぷりとあった。日頃おしゃべり自慢の熟女たちのことだ、時間を気にする必要がないとあって、とことんおしゃべりを楽しんだようだ。人間何がくつろぎのタネになるかと言えば、おしゃべりに如くはない。おしゃべりをしている限り、憂鬱な気分に陥ることもなければ、くよくよと下らぬことに気を揉むこともない。人間というものは、しゃべるほどに心が軽くなるように出来ているものなのである。

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翌日の朝は6時に床を出て浴場へ降りていくと、M女がホールのソファに身を沈めて転寝をしている。声をかけると朝風呂につかったばかりで、いい気持になって寝なおしているのだという。他の二人は部屋に戻ったそうだ。筆者は朝湯が苦手なので、風呂には入らず髭を剃るだけにとどめた。

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旅館ますやに身を投じて一休みした後、4人でミニ尾瀬公園まで遊びに出かけた。10年ちょっと前に来たときにも立ち寄ったことがある。尾瀬の草原に自生している様々な植物を寄せ植えし、ちょっとした自然植物公園のように仕立てたところだ。

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日頃仲良くしている熟女たちとともに、初めて泊まり込みの旅行をした。この春先にT、Mの両女と青梅まで梅を見に行った際、今度は4人そろってどこかに泊りに行きましょうよと話し合ったことがきっかけになって、筆者が鋭意プランを練ったところ、彼女らがすっかり乗り気になったという次第なのであった。そのプランというのは、東武電車で会津高原まで行き、そこからバスに乗って桧枝岐に行き、そこの温泉にのんびり浸かった後、翌日は尾瀬沼周辺を散策し、上州側に下山して、上毛高原から新幹線に乗って帰って来ようよというものだった。

紀伊半島の旅の最後は高野山だ。高野山へは25年ほど前に、二人の息子を連れて来たことがあった。その折には、山上に広がる寺域全体が非常に静かだったこと、白い衣装で身を包んだお遍路さんのグループを至る所で見かけたこと、そのお遍路さんたちが奥の院に向かって声明を唱えていたこと、などが記憶の底に残っている。

三日目の朝、旅館から船に乗って対岸に渡り、そこからバスで熊野川を遡り、熊野本宮大社に向かった。この流域もまた昨年の水害の跡があちこちに見られた。

紀伊半島の旅二日目は南紀勝浦温泉のホテル浦島に泊った。この温泉は、昔から新婚旅行のメッカとして知られていて、我々の仲間のミーさんあひるも、新婚旅行はここにきたそうだ。筆者は二十数年前に、子どもたちを連れて南紀旅行をした際に、東京からサンフラワー号に乗ってここに上陸したものだったが、その折には通り過ぎるだけだった。

熊野三山は、熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社からなる。三社合わせて熊野権現ともいうとおり、日本における権現信仰の総本山ともいえるものだ。権現とは仏が神の形をとって現れたとする信仰形態であり、神仏習合の究極のあり方である。

二日目は熊野三山に向けての長旅。ひたすら走った後、熊野の速玉大社と那智大社に詣で、その途中に熊野古道の切れ端を歩こうという趣向だ。

あひるの会の今年(2012年)の新年会の席上で、次は熊野古道を歩こうということに決まった次第は、このブログでも紹介したところだ。その折、静ちゃんあひるは、山道を歩けるかしらと不安がっていたのだったが、その不安を取り除いてやる意味でも、あまり歩かずにすむコースをあれこれと検討した結果、お伊勢さん、熊野三山、高野山と、紀伊半島の見どころを回りながら、そのついでに熊野古道の端くれも歩いてみようという、なんとも贅沢なツアー旅行をすることになった。

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中国料理の英語表記にはこれまで基準がなく、各店の自主性に任されてきた。そのため、外国人にとっては店によって名前が異なるのが不便だったことと、中にはとんでもない訳し方をして、外国人を悩ませてきた例もあった。そこで、北京市の外事弁公室と市民講外語弁公室が、「中華料理メニュー英訳法」を共同出版し、2158種類の中華料理に正式な「英語名」をつけたそうだ。

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御岳駅で下りて河鹿園の入り口に着くと、何々様御一行大歓迎と大書されている。わずか三人で御一行でもないだろうが、悪い気はしない。中から女将が出てきて、座敷へ案内してくれる。多摩川の渓谷が一望できるところだ。

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豊穣たる熟女たちと青梅の吉野梅郷を散策した。昨年の暮に西銀座で忘年会をした際、暖かくなって梅の花が咲いたら、みんなで見に行きましょうよと語り合ったことがあったが、その約束が実現した次第だ。前回横浜三溪園の梅を見たときには、梅の花はほぼ散りかけ、しかも後半はあの大地震にまきこまれて、大変な目にあったけれど、今度こそは心置きなく、花を愛でつつ散策を楽しみたいものだわ、と彼女らはいうのだった。

洗足池散策

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学生時代からの友人Yがくも膜下出血で倒れたというので、共通の友人O、Mの二子とともに大田区にある荏原病院まで見舞いに行った。東急池上線の洗足池駅でおりて、池の反対側の小さな流れに沿った道を歩く。この道は桜並木になっていて、四月の初旬には見事な光景が出現するはずだ。

あひるの新年会を催した。場所は西新宿ヨドバシカメラ本店隣りにある漁船水産「三代目網元」という居酒屋。約束の時間より十五分ほど前に店につくと、既におーさんあひるが来ていた。静ちゃんあひるの名前で案内を乞う、その名前では予約は入っていないという。仕方なく彼女の来るのを待っていると、みーさんあひるに続いて、よこちゃんあひるといまちゃんあひるを従えた静ちゃんあひるがやってきた。筆者らから事情を聴いた静ちゃんあひるは、俄然店員を捕まえて叱責し、その剣幕で一同は奥まった部屋に通された次第だ。

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今日(1月5日)行われた築地の初競りでマグロ一本がなんと5649万円で落とされたそうだ。昨年の初競りでは3249万円で落としたものがいて、世間をあっと言わせたものだが、今回はその比ではない。

豊穣たる熟女の面々と西銀座を歩いた。前回新橋のガード下を覗き歩いた帰りに西銀座の高速下沿いに伸びるおしゃれな街並みに感心して、是非ここで忘年会をしようよと語り合っていたのだったが、その思いを実現させたということなのだ。

ソウルの街を歩いていて一番困ったことは、ハングル文字に通じていないために自分のいる場所に関する情報を的確につかめなかったことだ。なんとか音を割り出すことはできても、意味と結びつかない。その点漢字を通じてある程度の情報が得られる中国とは全く違う。まるで不思議の国にいるかのような錯覚にとらわれるほどだ。

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