旅とグルメ


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今年の新年会にあひるの仲間たちが集まった際、夏ごろに郡上八幡へ行こうということにまとまった経緯は、先稿でふれたとおりだ。そのとおり、六月の半ばに二泊三日で郡上八幡方面へ小さな旅をした、参加者は筆者のほかに、静ちゃんあひる、おおさんあひる、少尉あひる、横ちゃんあひる、今ちゃんあひるの、合わせて六羽だ。

上海、北京に一緒に旅行した友人二人と新宿西口の居酒屋土風呂で飲んだ。今年の秋にはどこに行こうか、そんな相談をするためだった。

学生時代の仲間たちと久しぶりに会った。幹事役のFから手紙が来て、学生時代の仲間を対象にしたSNSを立ち上げたい、ついてはみんなで協議したいから大学構内の生協食堂に参集しろと案内があった。でかけてみると、懐かしい顔が30名ばかり集まっていた。

巨大な震災が東日本を襲ったあの運命の日に、筆者は例の豊穣たる熟女たちとともに横浜の街を散策していた。そして中華街のある店で中華料理を食っていたときに、すさまじい地震に見舞われたのだった。筆者らは事態の容易ならざるのを直感し、直ちに避難行動をはじめたが、その折の様子についてはこのブログの中で詳細に記録したところだ。

先稿「プラウダが北方領土占領を正当化:居座り強盗の屁理屈」を当ブログにアップロードした直後、友人3名にメールをして、読んでくれと案内した。

例の豊穣たる熟女たちとともに、新年会と称して息抜きの飲み会をやった。場所は両国のちゃんこ屋江戸沢、この辺に集まっているちゃんこ屋では川崎という店がお勧めなのだが、今日は予約が取れず、ここにした次第だ。

あひるの仲間たちと新宿西口パレットビル内の居酒屋「東方見聞録」で新年会を催した。全員に声をかけるのは昨年の新年会以来だ。今年は筆者も含めて8羽が集まった。ミーさんあひる、オーさんあひる、横ちゃんあひる、少尉あひる、今ちゃんあひる、静ちゃんあひる、それに丹ちゃんあひるの面々だ。

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上の写真(AFP提供)に写っている人は、フォアグラの生産のためガチョウやカモが虐待されていると抗議する動物愛護団体PETA(動物の倫理的扱いを求める人々の会)のメンバーだ。自らを縛められた姿で表し、強制的に食べ物を摂取させられているのは、ガチョウやカモと同じだと抗議しているつもりだろう。

筆者が籍を置いている事業所は、新宿二丁目にオフィスを構えていたが、この年末に、都合があって九段に移転した。移転といっても仮移転で、一年後には牛込の曙橋駅近くに再移転しなければならない。

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例の豊穣たる熟女たちと久しぶりにあって、神楽坂を歩いた。ひとつには、パリ旅行の土産話を聞かせてやろうと思って、もうひとつは、先日あった際に体調の不具合をだいぶ心配してもらったので、それへのお礼方々、健康管理の現状について報告するためだ。

余らがパリ旅行中に滞在せしホテルは Hotel Kyriad Bercy Village といひて、パリ十二区、セーヌ川沿いの一角にあり。かつてはパリの田舎などともいはれをりしが、今や域内に地下鉄十四号線貫通し、都心まで十分内外にして達する便宜あるところに変化せり。

四時半頃フランクフルト空港に到着す。早速トイレに入るに、小便器の設置位置日本人にも使ひやすき高さにあり。パリのトイレはいづこにても、小便器の位置日本のそれよりはるかに高し、よって余などは陰茎の先を高くつまみ上げずんば用を足さず、たびたび不便を感ぜしところなりき。ドイツ人はフランス人より長身なるにかかはらず、小便器の位置を低くするは、深き思慮に出でたるといふべきか、余妙なところに感心せり。

十月八日(金)晴。パリ旅行最後の日なれば、朝食を済ませてチェックアウトの手続きをなし、荷物をホテルに預けて、買物に赴く。

午後六時半ホテルを出で、再びラマルク駅に至り、モンマルトルの丘より夕日を眺めて後、葡萄園傍らのカフェ、ラ・メゾン・ローズにて夕餉をなす。坂道に沿って、テーブルを並べをるなり。簡単なコース料理と白ワインを注文するに、ここは料理もワインもうまかりき。

エトワール駅より地下鉄二号線に乗りてアンヴェールに至る。地上へ出ればサクレ・クール寺院へと上る坂道のふもとなり。道沿ひに露店立ち並び、縁日の如き雰囲気横溢す、この町は常に祝祭的な気分に包まれをるが如くなり。

十月七日(木)晴。この日はブローニュの森を歩かんと、ベルシーにて六号線に乗り換へ、ラ・モットにて十号線に乗り換へ、ポルト・ドートゥイユ駅に至る。ボア・ド・ブローニュの南の入り口近くの駅なり。

夕刻ホテルを出で、七時近くバスティーユに至る。ここにて便意を催したれば、公衆トイレに入らんとす。広場の一角にボックス型の単身用トイレ設置せられたるなり。先客あり。その出来するを待ちて中に入らんとするに、後ろに待ち構へをる紳士より制止せらる。いまだトイレの洗滌終らざれば、しばし待ちたまへと。

午後一時二十分、ヴェルサイユ・シャンティエ駅に到着す。ヴェルサイユ宮殿は、ここより歩いて十五分ほどのところにあり。途中のインフォメーション・センターに立ち寄りて、宮殿の地図を貰ふ。宮殿につく頃、少雨至る。

十月六日(水)半陰半晴。この日はパリ郊外のシャルトル、ヴェルサイユに遊ばんとす。シャルトルはフランス有数の大伽藍があるところ、ヴェルサイユはいふまでもなくブルボン王朝の大宮殿跡があるところなり。いづれも世界遺産に指定せられてあり。

かつてロンドンに旅せし折、夜の楽しみといへばミュージカルにつきたり、パリの場合には一流キャバレーでのナイトショーと聞きゐたれば、その方面をいろいろ物色したる結果、リドのディナーショーを見物することとなす。これは食事をなしつつトップレスショーを楽しまんとするものにて、男は無論、女も喜ぶ出し物といふなり。

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