今日(1月5日)行われた築地の初競りでマグロ一本がなんと5649万円で落とされたそうだ。昨年の初競りでは3249万円で落としたものがいて、世間をあっと言わせたものだが、今回はその比ではない。
落したのは「すしざんまい」チェーンを経営する喜代村。社長の木村清さんは、外国人でなく日本人に初マグロを食べてもらいたくて大枚をはたいたという。そういえば昨年最高価格で落札したのは、香港資本のグループだった。彼らはその高級ネタをつかって、香港では一カン1500円、築地では一カン2400円で売った。
しかし「すしざんまい」では通常価格の128-398円で提供するそうだ。
「すしざんまい」は筆者も何度か入ったことがある。とにかく安くてうまい。今回のケースだって、大きな赤字になるはずだ。そこを覚悟で日本の客を喜ばせようというのだから、見上げた心意気だ。是非応援しようではないか。(写真は落札したマグロを抱える木下社長:読売新聞から)
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