かえる君のお出かけ A Frog He Would A-wooing Go :マザーグース
かえる君のお出かけ A Frog He Would A-wooing Go (マザーグースの歌:壺齋散人訳)
かえる君がいそいそとお出かけさ
ハイホー!とローリーがいう
かえる君がいそいそとお出かけさ
ママのかえるが引き止めても無駄さ
えっさえっさ えっさほいさっさ
ハイホー!とアントニー
かえる君のお出かけ A Frog He Would A-wooing Go (マザーグースの歌:壺齋散人訳)
かえる君がいそいそとお出かけさ
ハイホー!とローリーがいう
かえる君がいそいそとお出かけさ
ママのかえるが引き止めても無駄さ
えっさえっさ えっさほいさっさ
ハイホー!とアントニー
フェル先生 I do not like thee, Doctor Fell (マザーグースの歌:壺齋散人訳)
フェル先生 僕はあなたが嫌いです
何故かって理由はわかりません
でもこれだけは確かです
フェル先生 僕はあなたが嫌いなのです
小さなマフェットさん Little Miss Muffet (マザーグースの歌:壺齋散人訳)
小さな小さなマフェットさん
繁みの陰に腰を下ろして
チーズとケーキを食べてたら
クモさんが傍にやってきて
マフェットさんの隣に座ると
マフェットさんを脅かして追い出した
バラは赤い The rose is red (マザーグースの歌:壺齋散人訳)
バラは赤い
スミレは青い
ピンクは優しい
君も優しい
メエメエ 羊さん Baa, baa, black sheep (マザーグースの歌:壺齋散人訳)
メエメエ 羊さん
ウールの毛糸があるかしら
ありますとも ありますとも
たっぷり籠三杯分
さあ 踊りましょう Now we dance looby, looby, looby (マザーグースの歌:壺齋散人訳)
さあ踊りましょう ルビルビルン
さあ踊りましょう ルビルビルン
さあ踊りましょう ルビルビルン
さあ踊りましょう 昨日の晩と同じように
右手をちょっぴり振ってみて
左手をちょっぴり振ってみて
おつむをちょっぴり振ってみて
ぐるっとまわって一回り
桑畑をまわりましょう Here we go 'round the mulberry bush(マザーグースの歌:壺齋散人訳)
桑畑をまわりましょう
まわりましょう
まわりましょう
桑畑をまわりましょう
いつも朝早くから
ちっちゃな羊飼い Little Bo Peep (マザーグースの歌:壺齋散人訳)
ちっちゃな羊飼いが羊をなくした
いったいどこへ消えたのでしょう
心配しなくても かえって来るさ
尻尾を振り振り お前のところへ
六ペンスの歌を歌おう Sing a song of sixpence (マザーグースの歌:壺齋散人訳)
六ペンスの歌を歌おう
ポケットいっぱいのライ麦と
24羽のツグミとで
おいしいパイを作ろう
セント・アイヴズに行く途中 As I was going to St. Ives(マザーグースの歌:壺齋散人訳)
セント・アイヴズに行く途中
7人の妻を連れた男と出会った
妻の一人ひとりは7つの袋を持ち
袋の一つ一つには7匹の猫がいて
ネコの一匹一匹は7匹の子猫を連れていた
子猫とネコと袋と妻たちと
全部でいくつになるでしょう
ジャックとジル Jack and Jill went up the hill(マザーグースの歌:壺齋散人訳)
ジャックとジル バケツにいっぱい
水を汲みに丘を上った
ジャックがこけて 頭を割ると
ジルもあとから転げていった
立ち上がったジャックは飛び跳ねながら
一目散に家に帰ると
頭に酢をかけて消毒し
ぼろ雑巾で包帯したとさ
トム トム 笛吹きの息子 Tom Tom the pipers son (マザーグースの歌:壺齋散人訳)
トム トム 笛吹きの息子
豚を掻っ攫って逃げた
豚を食ったトムはしこたま打たれ
通りをわめきながら転がっていった
ロビン坊や Robin-a-bobbin (マザーグースの歌:壺齋散人訳)
ロビン坊やが
弓を絞って
鳩を撃ったら
カラスに当たった
もうひとつ撃ったら
弟に当たった
ロビン坊やの
弓遊び
ハバードおばさん Old Mother Hubbard (マザーグースの歌:壺齋散人訳)
お人よしのハバードおばさん
ワンちゃんに骨を上げるために
台所へ取りに行きました
でもそこへいってみると
台所はもぬけの殻で
ワンちゃんは骨をもらえませんでした
暖炉のそばの子猫ちゃん Pussy-cat by the fire(マザーグースの歌:壺齋散人訳)
子猫ちゃんが暖炉の傍で
気持ちよさそうにお昼寝です
そこへ通りがかった子犬君
「子猫ちゃん そこにいたの?
ごきげんよう 子猫ちゃん
子猫ちゃん ご機嫌いかが?」
「あらごきげんよう 子犬さん
それではまたね さようなら」
ミソサザイのジェニー Little Jenny Wren fell sick(マザーグースの歌:壺齋散人訳)
ミソサザイのジェニーさんが
あるとき病気になりました
そこへ親切なコマドリ君が
ケーキとワインを運んできました
ぼくのメンドリ I had a little hen (マザーグースの歌:壺齋散人訳)
ぼくのメンドリは素晴らしいメンドリ
僕に代わって皿洗いや掃除をしてくれる
水車小屋にいって粉をひいて
あっという間に戻ってきては
パンを焼いて ビールも作って
そのうえ暖炉の傍で お話を聞かせてくれるんだ
ミルクのように As white as milk (マザーグースの歌:壺齋散人訳)
ミルクのように白いけど
ミルクじゃない
草のように青いけど
草じゃない
血のように赤いけど
血なんかじゃない
すすのように黒いけど
すすじゃない
タフィーはウェールズ人 Taffy was a Welshman(マザーグースの歌:壺齋散人訳)
タフィーはウェールズ人
タフィーは大泥棒
僕に家に押し入って
肉を一切れ盗んだんだ
籠に乗ったおばあさん There was an old woman tossed up in a blanket (マザーグースの歌:壺齋散人訳)
おばあさんが毛布をまとって飛び上がり
はるか月の彼方へ飛んでいきました
どこまでいくのかは誰も知りません
箒にまたがっておばあさんはゆく
「おばあさん おばあさん」とわたしは呼びました
「そんなに高く飛んでどこへいくの?」
「空にかかったくもの巣を掃いに行くのさ」
「わたしにもご一緒させて」
「気をつけて ついておいで」