ローヤル・ウェディングのマッド・ハッターたち(Mad Hatters)

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英国のローヤル・カップルの結婚式は世界中の注目を集めた。チャールズ皇太子とダイアナ妃の時に比べるとずっと控えめで、かつウィリアム王子自らウェディング・カーを運転するなど、手作り感が溢れていたが、その陰で、招待客たちの派手ないでたちが話題を呼んだ。

写真のふたりはその一齣、こういう不思議な帽子をかぶった男女が、多く見られたという。メディアは彼らをさしてマッド・ハッターとよんだ。変った帽子を被った変った人たちという意味だ。

先般公開されたディズニー映画「アリス・イン・ワンダーランド」にも、固有名詞のような使われ方で出てきたから、覚えている人もいるだろう。不思議な帽子をかぶりマッド・ハッターと呼ばれた男は、結局はアリスの愛は得られなかったが、人々を十分に楽しませていた。

どうやら最近のイギリス社会では、マッド・ハットがセルフ・アピールの有力な手段として注目されているようだ。金がかからぬわりにアピール度が高い。そんなところがウィリアム王子の結婚式の雰囲気にもあっている、というわけか。

今般のマッド・ハットにはいろいろなデザインがあったようだが、最も評判だったのは額にちょこんと乗せるタイプ。これを被っていた皆さんは、重力に逆らってまで帽子を額に定着させるのは大変なことなのよ、といっていたそうだ。


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